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2023.03.06
電子書籍
日本とアジアの民主主義を測る (電子版)
アジアンバロメータ調査と日本の21世紀
アジアから見ると日本人はどこにいるのか。2003年以来、5回にわたり拡充してきたアジアンバロメータ調査から、日本の時系列的な変化、アジアの「入り口」日本とアジア各国の変動を比較分析。社会関係資本、民主主義、ナショナリズム、アジア的価値観、メディアなど、多角的な観点から21世紀の日本とアジアの姿を明らかにする。
序 章 アジアンバロメータ調査で知る21世紀の日本とアジア──東西の分岐点としての日本[池田謙一]
0.1 アジアンバロメータ調査で知る日本
0.2 アジアンバロメータ調査第5波実施の手順と結果
0.3 アジアンバロメータ調査1-5波の基本データの概観
0.4 各章に見るアジアの中の日本
第Ⅰ部 21世紀日本の社会変動と市民の問題認識
第1章 日本人の民主主義へのコミットメント[小林哲郎]
1.1 非民主主義的価値観の指標
1.2 東アジアの民主主義国との比較
1.3 何が非民主主義的な価値観をもたらすのか
1.4 ABS4とABS3を用いた追試
1.5 民主主義は退潮しつづけるのか
第2章 政権交代と日本の有権者──統治の質に関する評価[遠藤晶久]
はじめに
2.1 変化する選挙の機能
2.2 日本の民主主義に対する評価
2.3 統治の質に対する評価の変化
2.4 党派対立化する統治の質の評価
まとめ
第3章 「自己責任的信念」の規定因およびその帰結[柴内康文]
はじめに
3.1 「自己責任的信念」を把握する
3.2 自己責任的信念を生み出す要因
3.3 自己責任的信念がもたらす社会認識
まとめ
第4章 マスメディア,ソーシャルメディアと政治参加[前田幸男]
はじめに
4.1 情報通信基盤とメディアの普及状況
4.2 インターネットとソーシャルメディアの利用状況
4.3 メディア接触とメディアに対する信頼
4.4 メディア信頼と政治参加
まとめ
第Ⅱ部 アジアの人々の価値観と社会・政治認識
第5章 権威主義的価値観の国際比較──世代差に注目して[ウィリー・ジョウ ジャン シォホイ(訳:菊池柾慶)]
概 要
5.1 序論
5.2 先行研究――アジアにおける価値観変容
5.3 データと変数
5.4 実証分析
5.5 結論と考察
第6章 日本人とアジア的価値観,社会関係資本,政治的・社会的寛容性[池田謙一]
6.1 文明の「衝突」と寛容性
6.2 2つのタイプの寛容性
6.3 アジアの価値観との関連性
6.4 社会的・政治的寛容に関する仮説
6.5 データと測定方法
6.6 分析
6.7 考察──人々は自身の制度的/対人的制約下で寛容性を認識している
第7章 アジア諸国におけるナショナリズム──自国を誇らしいと思う感情はどこから生まれるか[日野愛郎]
はじめに
7.1 ナショナリズムと国への誇り
7.2 国への誇りを規定する要因
7.3 データと分析方法
7.4 分析結果
おわりに
第Ⅲ部 国際比較調査の発展をめざして
第8章 国際比較調査の妥当性──国という変数[安田 雪]
はじめに
8.1 アジアンバロメータ調査──コロナ発生前の最後の国際会議
8.2 国際比較調査の妥当性──国という変数
8.3 組織研究における国際比較研究についての安積対三戸論争
8.4 調査における訳語及び質問の一貫性の重要性
8.5 結論
引用文献
編著者略歴・執筆者略歴
0.1 アジアンバロメータ調査で知る日本
0.2 アジアンバロメータ調査第5波実施の手順と結果
0.3 アジアンバロメータ調査1-5波の基本データの概観
0.4 各章に見るアジアの中の日本
第Ⅰ部 21世紀日本の社会変動と市民の問題認識
第1章 日本人の民主主義へのコミットメント[小林哲郎]
1.1 非民主主義的価値観の指標
1.2 東アジアの民主主義国との比較
1.3 何が非民主主義的な価値観をもたらすのか
1.4 ABS4とABS3を用いた追試
1.5 民主主義は退潮しつづけるのか
第2章 政権交代と日本の有権者──統治の質に関する評価[遠藤晶久]
はじめに
2.1 変化する選挙の機能
2.2 日本の民主主義に対する評価
2.3 統治の質に対する評価の変化
2.4 党派対立化する統治の質の評価
まとめ
第3章 「自己責任的信念」の規定因およびその帰結[柴内康文]
はじめに
3.1 「自己責任的信念」を把握する
3.2 自己責任的信念を生み出す要因
3.3 自己責任的信念がもたらす社会認識
まとめ
第4章 マスメディア,ソーシャルメディアと政治参加[前田幸男]
はじめに
4.1 情報通信基盤とメディアの普及状況
4.2 インターネットとソーシャルメディアの利用状況
4.3 メディア接触とメディアに対する信頼
4.4 メディア信頼と政治参加
まとめ
第Ⅱ部 アジアの人々の価値観と社会・政治認識
第5章 権威主義的価値観の国際比較──世代差に注目して[ウィリー・ジョウ ジャン シォホイ(訳:菊池柾慶)]
概 要
5.1 序論
5.2 先行研究――アジアにおける価値観変容
5.3 データと変数
5.4 実証分析
5.5 結論と考察
第6章 日本人とアジア的価値観,社会関係資本,政治的・社会的寛容性[池田謙一]
6.1 文明の「衝突」と寛容性
6.2 2つのタイプの寛容性
6.3 アジアの価値観との関連性
6.4 社会的・政治的寛容に関する仮説
6.5 データと測定方法
6.6 分析
6.7 考察──人々は自身の制度的/対人的制約下で寛容性を認識している
第7章 アジア諸国におけるナショナリズム──自国を誇らしいと思う感情はどこから生まれるか[日野愛郎]
はじめに
7.1 ナショナリズムと国への誇り
7.2 国への誇りを規定する要因
7.3 データと分析方法
7.4 分析結果
おわりに
第Ⅲ部 国際比較調査の発展をめざして
第8章 国際比較調査の妥当性──国という変数[安田 雪]
はじめに
8.1 アジアンバロメータ調査──コロナ発生前の最後の国際会議
8.2 国際比較調査の妥当性──国という変数
8.3 組織研究における国際比較研究についての安積対三戸論争
8.4 調査における訳語及び質問の一貫性の重要性
8.5 結論
引用文献
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