法とジャーナリズム 〈第4版〉 (紙版)

法とジャーナリズム 〈第4版〉
形式・仕様:
紙版 電子版

「表現の自由」が先鋭的に問われる今、ジャーナリズムと法という2つの重要観点から議論を整理し見通すための定番書、第4版刊行!

著者 山田 健太
ジャンル 法律
出版年月 2021年6月
ISBN 978-4-326-40394-3
判型・ページ数 A5・448ページ
定価 3,300円(税込)
在庫 在庫あり

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本書は2004年の初版以降、時代状況にあわせて言論法を体系的に概説してきた。表現の自由とジャーナリズムを主軸に、報道・取材の現場で直面する様々な問題を丁寧に読み解き、記者や制作者に役立つ実務的なハンドブックとしても機能。見開きで本文の右頁に関連資料を配置し、デジタル化法など最新資料を加え5年ぶりの全面改訂!

◎けいそうビブリオフィルで本書の一部内容を公開しています。
https://keisobiblio.com/2021/06/22/atogakitachiyomi_houtojournalism/
序にかえて
凡 例
参考文献

第1部 総 論

1 民主主義社会と表現の自由
 Ⅰ 表現の自由の意義と保障
 Ⅱ 民主主義と言論
 Ⅲ 表現の自由と国家観

2 検閲の禁止と表現規制類型
 Ⅰ 表現の自由の歴史
 Ⅱ 日本における表現の自由と検閲
 Ⅲ 表現規制の類型

3 取材・報道の自由と報道定義
 Ⅰ メディアの自由と権利
 Ⅱ 取材源の秘匿
 Ⅲ 報道定義と記者クラブ制度

4 プレスの公共性と特恵的待遇
 Ⅰ 現代メディア状況と社会的役割
 Ⅱ プレスの法的・社会的特権
 Ⅲ メディアの公共性とメディア政策

5 開かれた政府の実現
 Ⅰ 情報化社会における表現の自由
 Ⅱ 情報公開法の特徴
 Ⅲ 公文書の管理

6 個人情報の保護
 Ⅰ 高度情報化と個人情報
 Ⅱ 個人情報運用の新たな展開
 Ⅲ 個人情報の集積と拡散

7 立法・司法情報へのアクセス
 Ⅰ 司法情報へのアクセス
 Ⅱ 裁判員裁判と取材・報道
 Ⅲ 立法情報へのアクセス

8 情報流通・頒布の自由
 Ⅰ 情報流通の自由の射程範囲
 Ⅱ 著作物の流通システムの保護
 Ⅲ 図書館・博物館の自由

9 放送の自由と放送政策
 Ⅰ 放送事業の自由と規律
 Ⅱ 放送番組の自由と規律
 Ⅲ 公共放送と商業放送の並立
10 サイバースペースの表現の自由
 Ⅰ インターネットをめぐる状況
 Ⅱ 表現の自由の例外拡大
 Ⅲ 自由と責任のバランス

第2部 各 論

11 国家安全保障と知る権利
 Ⅰ 国家秘密の保護と表現の自由
 Ⅱ 特定秘密保護法と政府監視

12 国家利益との衝突
 Ⅰ 教育水準の確保と表現の自由
 Ⅱ 被収容者・公務員の表現の自由

13 選挙と表現の自由
 Ⅰ 選挙活動の自由
 Ⅱ 選挙報道の自由

14 政治をめぐる表現の自由
 Ⅰ 憲法改正と意見の表明
 Ⅱ 政府・政党の表現行為

15 社会秩序の維持と大衆表現
 Ⅰ 社会秩序の維持
 Ⅱ 大衆表現の規制

16 平等社会の実現と差別表現
 Ⅰ 差別的表現の実態と国際ルール
 Ⅱ 差別表現規制の方法と課題

17 猥褻・性差別表現
 Ⅰ 猥褻表現規制の歴史
 Ⅱ 規制手段と限界と課題

18 子どもをめぐる表現規制
 Ⅰ 子どもを理由とした表現規定
 Ⅱ 報道の自由と救済措置のあり方

19 広告表現の自由
 Ⅰ 広告の自由の射程範囲
 Ⅱ 広告規制の態様

20 著作権と文化財の保護
 Ⅰ 著作権の保護領域
 Ⅱ デジタル時代の著作権

21 名誉毀損と批判の自由
 Ⅰ 名誉毀損法制の基本構造
 Ⅱ 免責要件

22 プライバシー侵害
 Ⅰ 権利の成立と展開
 Ⅱ 権利侵害の成立要件

23 報道被害の規制と救済
 Ⅰ 名誉毀損・プライバシー侵害の救済手段
 Ⅱ 事件報道免責規定と論評の自由

謝辞
索引

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