学校選択制の政策評価 (紙版)

教育における選択と競争の魅惑

学校選択制の政策評価
形式・仕様:
紙版 電子版

学校選択制の実態と課題を実証的に明らかにし、今後の学校選択制の導入・発展・見直しに関して、エビデンスに基づく政策決定を問う。

著者 山下 絢
ジャンル 教育・心理
出版年月 2021年3月
ISBN 978-4-326-25150-6
判型・ページ数 A5・200ページ
定価 4,180円(税込)
在庫 在庫あり

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2000年以降、一部の自治体で可能となった義務教育における学校選択制は、歓迎の声もある一方で見直しや廃止が行われるなど、評価は混在している。本書は学校選択制の実態について、アンケート調査をもとにした計量分析で実証的に明らかにすることにより、政策議論のためのエビデンスを提供しつつ、今後の課題を提示する。

◎けいそうビブリオフィルで本書の一部内容を公開です。
https://keisobiblio.com/2021/04/01/atogakitachiyomi_gakkosentakusei/
はしがき――教育における選択と競争の魅惑
 
序章 課題設定
 1.目的と背景
 2.本書の意義
 3.本書の問いと構成
 
Ⅰ 保護者の視点からみた学校選択制
 
第1章 学校選択制と保護者の社会階層
 1.目的と背景
 2.方法
 3.分析結果
 4.知見のまとめと示唆
 
第2章 学校選択制と学校の特性
 1.目的と背景
 2.方法
 3.分析結果
 4.知見のまとめと示唆
 
第3章 学校選択制とソーシャル・キャピタル
 1.目的と背景
 2.方法
 3.分析結果
 4.知見のまとめと示唆
 
Ⅱ 教師の視点からみた学校選択制
 
第4章 学校選択制と関係的信頼
 1.目的と背景
 2.方法
 3.分析結果
 4.結論と示唆
 
第5章 学校選択制と教師の職務満足度
 1.目的と背景
 2.方法
 3.分析結果
 4.知見のまとめと示唆
 
Ⅲ 展開と結論
 
第6章 米国におけるチャータースクールの実態と課題
 はじめに:チャータースクールをめぐる近年の動向
 1.ニューヨーク市におけるチャータースクールの概要
 2.チャータースクールの成果
 3.教育政策におけるトレードオフ
 補遺:チャータースクールの効果検証の方法論
  
終章 知見のまとめと今後の課題
 1.得られた知見
 2.含意
 3.残された研究課題
 
補論1 教育改革の成果と課題――品川区における教員・保護者アンケート調査から
 はじめに
 1.各政策に対する評価
 2.教員の意識改革
 3.政策上の課題
 
補論2 学校選択制の成果と課題――品川区における教員・保護者アンケート調査から
 はじめに
 1.学校に対する保護者の満足度
 2.保護者の関心、責任に対する意識の高まり
 3.学校情報の公開
 4.学校と地域の関係
 5.教育委員会の支援
 
文献一覧
あとがき
初出一覧
付記

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