国家とは何か、或いは人間について (紙版)

怒りと記憶の憲法学

国家とは何か、或いは人間について
形式・仕様:
紙版 電子版

『人権という幻』から10年。幻の原風景を描いた先には、その実現へと向かう人々がいた。「釜ヶ崎20年」という時間の結晶へ――。

著者 遠藤 比呂通
ジャンル 法律
出版年月 2021年2月
ISBN 978-4-326-45124-1
判型・ページ数 4-6・256ページ
定価 2,970円(税込)
在庫 在庫あり

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対話が継続される社会的地位としての市民権こそ人権だという「幻」を前作では見た。その幻はイメージとなって人々の心に刻まれ、行動へと向かわせていく。幻の原風景から出立し、本作では「個人的記憶のなかに想起しつづける集合的記憶」を鍵に、幻の実現に焦点をあわせて新たな光を紡ぎ出す。互いに保障しあう場に存在する権利とは?

◎けいそうビブリオフィルで本書の一部内容を公開しています。
あとがきたちよみ『国家とは何か、或いは人間について』

正誤表(PDF)
序 やや個人的な前書き

第1講 国家とは何かを問う
 閑話休題1 抵抗権論の悩み─ヘルマン・ヘラーと宮澤俊義

第2講 平和とは何かを問う
 閑話休題2 立憲主義と平和主義の相克─丸山眞男と清宮四郎

第3講 国民とは何かを問う
 閑話休題3 実定法の不法と裁判官─ラートブルフと韓国大法院

第4講 象徴とは何かを問う
 閑話休題4 象徴論としての政教分離─靖国懇と芦部信喜

第5講 人間とは何かを問う
 閑話休題5 所有権に基づく妨害排除請求─現代における憲法訴訟

第6講 差別とは何かを問う

第7講 釜ヶ崎の貧窮問答歌

結 あまり普遍的ではない後書き


参考文献
付録 あいりん総合センター土地明渡断行仮処分命令申立却下決定文
権力やその支持者だけでなく反対者、個人の良心により法に抵抗する人も国家の一部であるとのくだりには感銘しました。(会社員 61才)

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