チャイナ・ショックの経済学 (紙版)

米中貿易戦争の検証

チャイナ・ショックの経済学
形式・仕様:
紙版 電子版

2020年1月15日の米中通商協議第一段階合意に関し、相互制裁・報復に至った貿易戦争の主要な争点を整理しその影響を考察する。

著者 大橋 英夫
ジャンル 経済
出版年月 2020年10月
ISBN 978-4-326-50475-6
判型・ページ数 A5・184ページ
定価 2,970円(税込)
在庫 在庫あり

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中国経済は、2030年前後には米国を上回って世界最大の経済大国になることが見込まれている。本書では、トランプ政権の成立前後における米中経済関係の構造的変化を把握した後、相互制裁・報復の発動に至った貿易戦争の主要な論点を検証し、パンデミック後の米中関係のみならず、現代国際関係・世界経済の基本的な趨勢を見極める。
序章 米中経済関係の構図
 第1節 「米中貿易戦争」の背景
 第2節 課題と構成
 第3節 米中経済関係とパンデミック

第1章 トランプ政権の衝撃
 第1節 トランプ候補の対中認識
 第2節 トランプ政権の対外政策
 第3節 トランプ政権の新たな対中政策

第2章 「チャイナ・ショック」の経済学
 第1節 輸入増加と雇用調整
 第2節 「チャイナ・ショック」をめぐる政治力学
 第3節 「チャイナ・ショック」の事例研究:オハイオ州
 第4節 貿易利益と雇用調整

第3章 米中貿易不均衡の構造化
 第1節 米中経済関係の非対称性
 第2節 米国企業の対中ビジネスの変容
 第3節 米中経済関係とグローバル・バリュー・チェーン(GVC)
 第4節 貿易不均衡に対する中国の対応
 第5節 人民元をめぐる米中経済関係

第4章 米中投資摩擦の顕在化
 第1節 中国の対外投資
 第2節 対米投資促進・懸念要因
 第3節 対米投資規制の枠組み
 第4節 中国の対米投資の争点
 第5節 中国の企業行動と米国の市場秩序

第5章 技術・知的財産をめぐる米中関係
 第1節 中国経済の構造転換
 第2節 中国のイノベーション政策
 第3節 中国による米国技術・知的財産の移転・窃取

第6章 対中制裁措置の展開
 第1節 米国の貿易制限措置
 第2節 通商法301条の発動
 第3節 対中追加関税の発動
 第4節 貿易・投資管理措置の強化
 第5節 対中制裁措置の初歩的成果

終章 米中経済関係の展望
 第1節 米中通商協議の第一段階合意
 第2節 「貿易戦争」の影響
 第3節 「世界の工場」の変容
 第4節 「米中貿易戦争」の含意

参考文献
あとがき
索引

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