戦後教育のジェンダー秩序 (紙版)

戦後教育のジェンダー秩序
形式・仕様:
紙版 電子版

戦後の教育制度のなかに、いかなるジェンダー構造が存在したのか。史料を紐解き、戦後教育史をジェンダーの視点から解明していく。

著者 小山 静子
ジャンル 社会・女性
出版年月 2009年5月
ISBN 978-4-326-65341-6
判型・ページ数 4-6・288ページ
定価 3,300円(税込)
在庫 在庫あり

この本への感想・お問い合わせ

戦後、制度化された男女共学と女子高等教育をめぐって、どのような議論が行われ、その構図がいかに変化していったのか。史料を丹念に紐解き、男女に等しく開かれた教育制度と内実におけるジェンダーによる教育の相違、という二重構造の存在を浮き彫りにする。それにより、教育に内在するジェンダー秩序のありようを解明していく。

はじめに

第一章 男女共学の実施
 一 女子教育政策としての男女共学
 二 ジェンダー観の継承
 三 新制高等学校の発足

第二章 男女共学の見直し論議
 一 男女共学の状況
 二 風紀問題という視点
 三 女子の特性教育という視点

第三章 短期大学の女子教育機関化
 一 短期大学の誕生
 二 二つの短期大学
 三 中堅職業人の養成
 四 女子教育機関としての純化

第四章 女子学生批判が意味したもの
 一 四年制大学に通う女性たち
 二 女子大学無用論
 三 女子学生亡国論

第五章 「家庭づくり」をめぐる政策
 一 家族への関心
 二 「家庭づくり」

おわりに
参考文献
事項索引
人名索引

関連書籍

ご注文

3,300円(税込)

個人情報の取扱いについて

このサイトでの購入手続きにおける個人情報の取扱いについて下記リンク先にてご案内しております。
『商品購入における個人情報の取扱いについて』

商品をご購入いただく際はこちらに同意をしたうえでお支払方法(クレジットカードまたは代金引換)をお選びください。

ネット書店で購入する

  • 楽天ブックス
  • Amazon
  • 紀伊國屋書店
  • honto
  • ヨドバシ.com
  • bookfanプレミアム
  • セブンネットショッピング
  • Honya Club.com
  • e-hon 全国書店ネットワーク
  • HMV&BOOKS online
  • TSUTAYA online

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加