分析美学入門 (紙版)

分析美学入門
形式・仕様:
紙版 電子版

美しいとはどういうことか? 芸術とは? 芸術作品とは何か? 美学と芸術哲学についてわかりやすく解説する本邦初の入門書。

著者 ロバート・ステッカー
森 功次
ジャンル 哲学・思想・倫理
文学・芸術・ノンフィクション
出版年月 2013年5月
ISBN 978-4-326-80053-7
判型・ページ数 A5・504ページ
定価 6,270円(税込)
在庫 在庫あり

この本への感想・お問い合わせ

英語圏哲学界の泰斗が現代の美学をわかりやすく紹介。雄大な自然、悲しい交響曲、社会を変えた暴露小説、不道徳なバイオレンス映画、美しくないコンセプチュアルアート、住みにくい前衛建築など、多岐にわたる実例を用いながら、13章にわたって最新の論争をあざやかに解説する。丁寧な文献紹介と用語解説、確認問題集を付した、最先端の入門書。

正誤表(PDF) ※外部サイトへ移動します

まえがき

Chapter 1 はじめに

第I部:美学

Chapter 2 環境美学――自然の美

Chapter 3 〈美的なもの〉について1――美的経験

Chapter 4 〈美的なもの〉について2――美的性質

第II部:芸術哲学

Chapter 5 芸術とは何か

Chapter 6 芸術作品は、いかなる種類の対象なのか

Chapter 7 解釈とそこに関わる意図の問題

Chapter 8 再現1――フィクション

Chapter 9 再現2――描写

Chapter 10 音楽・詩における表現性

Chapter 11 芸術的価値

Chapter 12 価値と価値との相互作用――倫理的価値、美的価値、芸術的価値

Chapter 13 建築の価値

結論
参考文献
用語集
索引
訳者あとがき




ロバート・ステッカー Robert Stecker
セントラル・ミシガン大、哲学科教授。シンガポール国立大、オークランド大(ニュージーランド)、嶺南大学(香港)でも客員教授として教鞭をとる。
著書にDefinition, Meaning, Value (1997)、Interpretation and Construction: Art, Speech and the Law (2003)などがある。スティーヴン・デイヴィス、キャスリン・ヒギンズ、ロバート・ホプキンス、デイヴィッド・クーパーと共にA Companion to Aesthetics, 2nd ed. (2009)を、テッド・グレイシックと共にAesthetic Today (2010)を編集。

森功次(もり・のりひで)
1981年、福岡県生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。現在は日本学術振興会特別研究員PD(山形大学)、文星芸術大学非常勤講師。専門は美学芸術学。美学会、現象学会、サルトル学会に所属。共著に『サルトル読本』(法政大学出版局、近日刊)、『批評理論と社会理論〈1〉』(御茶の水書房、2011)。主な論文に「サルトル『聖ジュネ』における不道徳作品の善用」(『美学』、2012)、“The Image and the Real: A Consideration of Sartre’s Early Views on Art”(Aesthetics, 2012)、「ケンダル・ウォルトンのフィクション論における情動の問題――Walton, Fiction, Emotion」(『美学芸術学研究』、2010年)など。

関連書籍

ご注文

6,270円(税込)

個人情報の取扱いについて

このサイトでの購入手続きにおける個人情報の取扱いについて下記リンク先にてご案内しております。
『商品購入における個人情報の取扱いについて』

商品をご購入いただく際はこちらに同意をしたうえでお支払方法(クレジットカードまたは代金引換)をお選びください。

ネット書店で購入する

  • 楽天ブックス
  • Amazon
  • 紀伊國屋書店
  • honto
  • ヨドバシ.com
  • bookfanプレミアム
  • セブンネットショッピング
  • Honya Club.com
  • e-hon 全国書店ネットワーク
  • HMV&BOOKS online
  • TSUTAYA online

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加