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リベラルな秩序か帝国か 上

アメリカと世界政治の行方

リベラルな秩序か帝国か 上

アメリカが築いてきた世界秩序、そして台頭する中国……私たちはどこに向かうのか? いまこそ注目すべき、戦後世界の起源と性質。

著者、編者、訳者など G・ジョン・アイケンベリー
細谷 雄一 監訳
ジャンル 政治
ISBN 978-4-326-35158-9
出版年月 2012年4月
判型・ページ数 四六判・280ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

いま最も注目されている国際政治学者、アイケンベリー教授の主著をついに完訳! 戦後、リベラリズムをもとに国際秩序をデザインしたアメリカ。アメリカによる秩序は、いま本当に揺らいでいるのか? なぜ戦後、この秩序はこれほどまで持続できたのか? 戦後世界政治の成り立ちと性質を、鋭く、深く、洞察する。

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目次

日本語版への序文

序論
 パワーと覇権秩序
 制度と政治的取引
 単極構造とブッシュのグランド・ストラテジー
 多国間主義の将来
 おわりに

第Ⅰ部 コンスティテューショナリズムとリベラルな覇権

第1章 アメリカ覇権の起源を再考する
 覇権的パワーの理論
 リベラルな多国間主義から統合ヨーロッパへ
 引き入れるヨーロッパ──招かれた帝国
 リベラルな多国間主義から「埋め込まれた自由主義」へ
 おわりに

第2章 社会化と覇権的パワー
 強制としてのパワーと社会化としてのパワー
 国際関係論における社会化の理論の発展
 歴史的なケース・スタディ
 おわりに

第3章 リベラルな国際秩序の性質と源泉
 はじめに
 安全保障面での相互拘束
 浸透する覇権
 半主権的で限定的な大国
 経済的開放性
 市民的アイデンティティ
 おわりに

第4章 国際関係論におけるコンスティテューショナリズム
 はじめに
 戦後構築と秩序の問題
 コンスティテューショナリズムのロジック
 コンスティテューショナリズムの多様な変化
 歴史的事例とそれらの比較
 おわりに

初出一覧


G・ジョン・アイケンベリー(G. John Ikenberry)
1954年生まれ。マンチェスター・カレッジ卒業。シカゴ大学大学院博士課程修了,Ph.D.(政治学)。プリンストン大学助教授,ペンシルヴァニア大学准教授,ジョージタウン大学教授などを経て,
現在:プリンストン大学ウッドローウィルソン公共政策大学院教授。専門は国際関係論,アメリカ外交。
主著:『アフター・ヴィクトリー──戦後構築の論理と行動』(NTT出版,2004年),
Liberal Leviathan: The Origins, Crisis, and Transformation of the American World Order(Princeton University Press, 2011),
The Crisis of American Foreign Policy: Wilsonianism in the Twenty-first Century(共著,Princeton University Press, 2008),
『アメリカによる民主主義の推進──なぜその理念にこだわるのか』(共編著,ミネルヴァ書房,2006年)など。

細谷雄一(ほそやゆういち)
1971年生まれ。立教大学法学部卒業。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程修了,博士(法学)。北海道大学専任講師,敬愛大学専任講師,慶應義塾大学准教授などを経て,
現在:慶應義塾大学法学部教授。専門は国際関係論,国際政治史。
主著:『戦後国際秩序とイギリス外交──戦後ヨーロッパの形成 1945年~51年』(創文社,2001年,サントリー学芸賞受賞),
『外交──多文明時代の対話と交渉』(有斐閣,2007年),
『倫理的な戦争──トニー・ブレアの栄光と挫折』(慶應義塾大学出版会,2009年,読売・吉野作造賞受賞),
『イギリスとヨーロッパ──孤立と統合の二百年』(編著,勁草書房,2009年)など。

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