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メディアとジェンダー

メディアとジェンダー

はたしてメディアは女性の味方なのか。いちじるしく多様化し発展するメディア状況とジェンダーの今日的関係を多角的に描き出す。

著者、編者、訳者など 国広陽子
東京女子大学女性学研究所
ジャンル 社会・女性
ISBN 978-4-326-65369-0
出版年月 2012年1月
判型・ページ数 四六判・292ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 品切れ・重版未定
 

内容説明

メディアにおける女性像とメディア利用者としての女性にはどのような変化があるのか。マス・メディアとパーソナル・メディアが相互補完的に多様なコミュニケーションを生み出す現代社会において、メディアによるジェンダー固定化の側面を批判的に検討するとともに、ジェンダー変容を起こすメディアの可能性を論じていく。

紀伊國屋書店「書評空間」の岡井崇之(東洋英和女学院大学専任講師)さんの書評はこちら

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目次

はしがき[李津娥・有馬明恵]

序章 メディアとジェンダー研究[国広陽子・斉藤慎一]
 1 フェミニズム運動とマスメディア批判の歴史
 2 ジェンダー研究としての展開
 3 日本社会のジェンダー秩序とメディアの概況

第Ⅰ部 マス・メディアとジェンダー

第一章 ニュース報道とジェンダー研究[斉藤慎一]
 1 メディアと現実認識─ニュース報道の影響
 2 メディア産業におけるジェンダー構造の問題
 3 テレビニュース番組に関するジェンダー分析
 4 ニュースの送り手の性別に関する視聴者の意識
 5 今後の「ニュース報道とジェンダー研究」に向けて

第二章  テレビ娯楽の変遷と女性─テレビドラマを中心に[国広陽子]
 1 テレビ文化を捉えるジェンダーの視点
 2 女性とテレビ視聴
 3 テレビドラマが描く家族と女性─主婦からキャリア・ウーマンへ
 4 テレビ娯楽に関する研究の意義と方法

第三章 メディアとスポーツ[有馬明恵]
 1 ジェンダー研究とスポーツ
 2 マス・メディアに登場する女性アスリートたち
 3 スポーツ・バラエティ番組におけるジェンダーの再生産
 4 マス・メディアに登場する女性アスリートに注目する意義

第四章 広告・消費・ジェンダー[李津娥]
 1 広告と社会
 2 広告の中の女性
 3 消費社会と女性
 4 「広告・消費・ジェンダー」の現在と未来

第Ⅱ部 パーソナル・メディアとジェンダー

第五章 電子メディアとコミュニケーション[加藤尚吾]
 1 ユーザーが主体となる電子メディア
 2 女性やマイノリティにおけるメディアの有用性
 3 スマートフォンが変える生活
 4 双方向コミュニケーションツール─受け手がいるから送り手がいる
 5 電子メディアコミュニケーション研究が拓くもの

第六章 身体表現・メディア・ジェンダー[曽我芳枝]
 1 身体表現の現在
 2 発信する女性
 3 芸術スポーツとジェンダー
 4 現代の若い女性と身体の見直し

終章 メディア社会を生きる女性たち[有馬明恵]
 1 メディア・コミュニケーションにおけるジェンダー─問題の総括と展望
 2 ジェンダー・ステレオタイプを変えるツールとしてのメディア
 3 メディア・リテラシーの持つ力─結びにかえて

あとがき[国広陽子・有賀美和子]
索引

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