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現代の国際金融を学ぶ

理論・実務・現実問題

現代の国際金融を学ぶ

学生や社会人が現代の国際金融の理論、実務、現実問題のすべてにわたって、総合的かつ体系的に学ぶことができる最新のテキスト。

著者、編者、訳者など 中條 誠一
ジャンル 経済
ISBN 978-4-326-50360-5
出版年月 2012年1月
判型・ページ数 A5判・224ページ
定価 本体2,600円+税
在庫 品切れ・重版未定
 

内容説明

学問としての国際金融論は実務や現実問題と大きく遊離したままである。国際金融論のテキストでは特定の仮定を置いた理論の説明がほとんどで、現実との相違やその相違を踏まえた実務への応用の仕方が欠落してしまっている。逆に実務の本は、細かく複雑な技術的解説に終始し、その本質的機能や理論へのつながりほとんど書かれていない。本書は、これらのギャップを埋めるため、国際金融論を身近なものにすると同時に、使える理論にできるようなテキストを目指す。

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目次

はしがき

第1部 国際金融の理論

第1章 国際収支と基礎理論
 1 国際収支の概念
 2 国際収支表
 3 国際収支の理論
 (コラム)どうして,中国は経常収支も資本収支も黒字なのか?
 (コラム)貿易立国から投資立国へ転換しつつある日本

第2章 為替レート決定理論
 1 購買力平価説
 2 アセット・アプローチ理論
 3 金利平価説
 (コラム)ビッグマック・レートにどんな意味があるのか?

第3章 国際通貨
 1 国際決済システムと国際通貨
 2 国際通貨国のメリットとデメリット
 3 国際通貨の条件
 (コラム)流動性のジレンマ論:1国の国民通貨を基軸通貨とすることには限界?

第4章 為替相場制度
 1 戦後の為替相場制度の概要
 2 為替相場制度の具体的類型
 3 固定相場制と変動相場制のメリットとデメリット
 4 国際金融のトリレンマ

第2部 国際金融の実務

第5章 国際金融市場とデリバティブ
 1 国際金融市場の概要
 2 伝統的市場とユーロ市場
 3 デリバティブ取引
 (コラム)日常生活の中にも見られるオプションとスワップ

第6章 外国為替と外国為替市場
 1 外国為替とは何か
 2 為替レートとその建て方
 3 外国為替市場と種々の為替レート
 4 どのように為替レート決定理論につながるか
 (コラム)どうしてニューヨークでの原油先物投機は,われわれの生活に混乱をもたらすのか?

第7章 国際財務活動
 1 外貨資金の調達・運用
 2 為替リスク管理
 3 グローバル企業の国際財務
 4 国際金融論にどう関わってくるか
 (コラム)マージャンの勝ち負けの清算と同じ原理のネッティング

第3部 国際金融の現実問題

第8章 アジア通貨危機と世界金融危機
 1 不安定なグローバル金融資本主義の世界
 2 アジア通貨危機の原因と教訓
 3 世界金融危機の原因と教訓

第9章 欧州通貨統合とユーロ
 1 欧州通貨統合の歴史
 2 通貨統合のベネフィットとコスト
 3 ユーロ域のマクロ経済政策と諸問題
 4 国際通貨としてのユーロ

第10章 グローバル・インバランス
 1 グローバル・インバランス問題とは
 2 グローバル・インバランスの原因
 3 アメリカの経常収支赤字のサステイナビリティ

索引

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