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伝えるための心理統計

効果量・信頼区間・検定力

伝えるための心理統計

論文やレポートに書くべき必須の情報とは。p値だけでは見過ごされてしまう成果を、はっきりと読者に伝えるために必要なテクニック。

著者、編者、訳者など 大久保街亜
岡田謙介
ジャンル 教育・心理
ISBN 978-4-326-25072-1
出版年月 2012年1月
判型・ページ数 A5判・228ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

「科学的研究で重要なのは有意かどうかである」というこれまでの傾向に対し、統計改革と呼ばれる新たな運動が起きている。本書はこの運動に焦点を当て、今後の研究に求められるデータの示し方を丁寧に解説。医学・教育学・社会学など、心理学以外の多くの他分野にも役立つ内容で、本書を読み進めることで必ず理解が深まる、これからの研究者必携の書。

正誤表(PDF)

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目次

まえがき

第I部 背景と歴史

第1章 心理統計における新展開:統計改革がはじまった
 1.1 Cohen(1994)
 1.2 心理学における統計改革
 1.3 さまざまな分野における統計改革
 1.4 日本における統計改革
 1.5 統計改革の現状と将来
 1.6 まとめ

第2章 帰無仮説検定:その論理と問題点
 2.1 「有意」の誕生
 2.2 帰無仮説検定の論理
 2.3 帰無仮説検定の問題点
 2.4 帰無仮説検定を擁護する
 2.5 まとめ

第II部 理論と実践

第3章 効果量:効果の大きさを表現する
 3.1 効果量とは
 3.2 d族の効果量
 3.3 r族の効果量
 3.4 効果量の解釈
 3.5 ノンパラメトリックな効果量
 3.6 元の測定単位での効果量
 3.7 効果量を求める(実践編)
 3.8 まとめ

第4章 信頼区間:区間推定と図の力
 4.1 検定と推定
 4.2 母平均の信頼区間
 4.3 頻度の信頼区間
 4.4 相関係数の信頼区間
 4.5 回帰分析の信頼区間
 4.6 効果量の信頼区間
 4.7 図の力
 4.8 まとめ

第5章 検定力:研究の信頼性と経済性を高めるために
 5.1 検定力とは何か?
 5.2 なぜ検定力を分析するか?
 5.3 検定力と標本サイズ
 5.4 高すぎる検定力・低すぎる検定力
 5.5 適切な検定力
 5.6 さまざまな検定力分析
 5.7 まとめ

第6章 さらなる改革に向けて
 6.1 メタ分析
 6.2 ベイズ統計学によるアプローチ
 6.3 prep

付録:R プログラム
 第3章のRプログラム
 第4章のRプログラム
 第5章のRプログラム
 第6章のRプログラム

あとがき
参考文献
索引

コラム
 コラム1:統計的有意性と臨床的意義
 コラム2:Fisher vs. Neyman & Pearson
 コラム3:有意水準ではなく,正確なp値を報告しよう
 コラム4:Stiglerの法則
 コラム5:標準偏差と標準誤差
 コラム6:白衣の天使と円グラフ
 コラム7:マジカルナンバー20±10
 コラム8:Fisherの抱えていた矛盾

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