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廃棄物処理の経済分析

廃棄物処理の経済分析

「廃棄物の経済学」の課題解決へ向けた研究成果。環境経済学的視点から社会的費用の少ない持続可能な廃棄物処理のあり方を検討。

著者、編者、訳者など 笹尾俊明
ジャンル 経済
ISBN 978-4-326-50355-1
出版年月 2011年9月
判型・ページ数 A5判・216ページ
定価 本体4,400円+税
在庫 品切れ・重版未定
 

内容説明

本書は、①廃棄物処分場などの処理施設の設置に伴う外部費用を推計し外部費用、社会的費用の少ない処理施設のあり方について検討する。②廃棄物の排出規制やリサイクル促進のため進められている廃棄物政策に注目しその効果を分析する。③どの範囲までの廃棄物ならば受け入れてもよいかという広域処理に関する住民選好について設置場所が自らの住む場所か否かという両者の立場を想定して分析する。

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目次

はじめに:本書の目的と概要

第1章 廃棄物処理の現状と課題
 1.1 廃棄物処理の現状
 1.2 廃棄物政策の現状
 1.3 廃棄物処理をめぐる社会経済的課題

第2章 ごみ処理有料化と分別回収による廃棄物減量効果
 2.1 ごみ処理有料化と分別回収の現状
 2.2 廃棄物排出量とリサイクル量の影響要因
 2.3 廃棄物排出行動を含めた家計の最適化モデル
 2.4 廃棄物排出および焼却・埋立の実証分析
 2.5 政策効果と社会経済的要因の影響
 2.6 廃棄物減量の意義と政策課題
 数学注 比較静学分析

第3章 産業廃棄物税の最終処分削減効果
 3.1 産業廃棄物税の導入状況
 3.2 産業廃棄物税の効果に関する既存研究
 3.3 実証分析のデータと分析方法
 3.4 産業廃棄物税の最終処分削減効果
 3.5 産業廃棄物税の課題

第4章 廃棄物処分場設置の外部費用推計
 4.1 環境評価手法の選択
 4.2 廃棄物処理施設の外部性に関する貨幣評価事例
 4.3 処分場設置の外部性評価のための調査
 4.4 コンジョイント分析の理論
 4.5 処分場設置の住民意識と外部費用
 4.6 処分場設置の評価に影響を与える要因
 4.7 処分場設置の社会経済的評価
 付録 調査票での各属性の説明

第5章 広域処理施設の社会経済的評価
 5.1 広域処理の目的と課題
 5.2 補償についての経済学的な捉え方と課題
 5.3 広域処理施設設置の社会経済的評価のための調査
 5.4 選好の多様性を把握可能なコンジョイント分析の理論
 5.5 選好の多様性を考慮した広域処理施設の社会経済的評価
 5.6 広域処理に関する選好の多様性と補償制度への評価
 付録 調査票での各属性の説明

第6章 廃棄物処理施設設置計画における住民選好の変化
 6.1 選好の変化を捉えることの意義
 6.2 表明選好法における選好の捉え方と選好の変化
 6.3 広域処理施設設置に関する住民懇談会
 6.4 住民の選好変化
 6.5 行政と住民のコミュニケーションの重要性

第7章 持続可能な廃棄物処理に向けて
 7.1 これまでの主な成果
 7.2 3R促進のための経済的手法の活用
 7.3 廃棄物処理施設設置計画への環境評価手法の適用
 7.4 廃棄物処理の経済分析における今後の課題

参考文献
おわりに
索引

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