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台湾の経済発展

キャッチアップ型ハイテク産業の形成過程

台湾の経済発展

なぜ台湾は「産業の空洞化」に陥らないで「産業の高度化」を推進することができたのか。その解明が本書の問題意識と研究課題である。

著者、編者、訳者など 朝元 照雄
ジャンル 経済
ISBN 978-4-326-50354-4
出版年月 2011年9月
判型・ページ数 A5判・256ページ
定価 本体3,200円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

1987年の台湾元高・ドル安以降、台湾は労働集約型製品の輸出競争力の低下を招いた。この時期から多くの企業は海外直接投資を選択し、東南アジアや中国に進出するようになった。本書は、当時、「産業の空洞化」が危惧されたにもかかわらず、それ以降、むしろ「産業の高度化」が一段と進むようになった台湾経済の基底を分析する。

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目次

はしがき

第1章 産業の高度化と技術のインキュベーター──工業技術研究院の役割
 はじめに
 Ⅰ. 工業技術研究院の沿革
 Ⅱ. 工業技術研究院の歴代院長
 Ⅲ. 電子工業研究所の役割
 Ⅳ. 電脳・通信工業研究所,光電工業研究所の誕生
 Ⅴ. 古い研究所の再生 
 Ⅵ. バイオ・医薬研究所,ナノテクノロジー・センターと創業インキュベーション・センター
 おわりに

第2章 新竹科学工業園区と産業集積──サイエンス・パークによる経済発展の“成長の極”
 はじめに
 Ⅰ. サイエンス・パークの概要
 Ⅱ. 萌芽期(1980~1989年)
 Ⅲ. 発展期(1990~1999年)
 Ⅳ. 躍進期(2000年~現在)
 おわりに

第3章 半導体産業の形成と発展
 はじめに
 Ⅰ. 半導体産業の萌芽期から技術導入期
 Ⅱ. VLSI計画期
 Ⅲ. サブミクロン計画期
 Ⅳ. ディーブサブミクロン計画
 Ⅴ. 12インチのウェハー量産化期:2000年以降
 おわりに

第4章 液晶パネル産業におけるキャッチアップの形成過程──工業技術研究院の役割
 はじめに
 Ⅰ. 萌芽期(1987~1996年)
 Ⅱ. 発展期(1997~2000年)
 Ⅲ. 躍進期(2001年以降)
 おわりに

第5章 ノートパソコン産業における台湾企業の役割──OEM・ODM企業群による“Made in China by Taiwan”の様相
 はじめに
 Ⅰ. 後発国の発展軌跡
 Ⅱ. 台湾のパソコン産業の発展プロセス
 Ⅲ. 世界におけるノートパソコン企業の様相
 Ⅳ. OEM・ODM企業の様相
 おわりに

初出論文
人名索引
事項索引

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