批判法学の構図

ダンカン・ケネディのアイロニカル・リベラル・リーガリズム

批判法学の構図

法に希望はあるのか。概念法学の19世紀、社会法学の20世紀の次に来るものとは。ハーバードのD・ケネディ率いる批判法学の挑戦。

著者 船越資晶
ジャンル 法律
出版年月 2011年11月
ISBN 978-4-326-40269-4
判型・ページ数 A5・336ページ
定価 4,950円(税込)
在庫 在庫僅少

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法学は革新できるのか。「正しさ」に囚われ硬直化した法的思考では、ポストモダンの社会に対応できず、グローバル化したアメリカ法にも抵抗できない。ハート・ドゥオーキン論争を出発点に、フーコー・ローティ・ムフらとの対話を通じて、法と社会 について語り直す。本邦初、批判法学についての体系的研究書。

はしがき

序章 法実践の破壊者か守護者か

第一章 政策的議論としての法的議論──法的思考の記号学
 はじめに
 第一節 内在主義的転回
 第二節 法実証主義批判
 第三節 法的思考の考古学
 第四節 二系列の私法解釈論
 第五節 整合性理論批判
 第六節 法的思考の記号学
 第七節 若干の考察
 おわりに

第二章 戦略的作業としての法的推論──法的思考の現象学
 はじめに
 第一節 場の理論──戦略
 第二節 通俗心理学──メタ戦略
 第三節 若干の考察
 おわりに

第三章 法学におけるポストモダンの条件──法的思考の系譜学
 はじめに
 第一節 ウェーバー『法社会学』再読
 第二節 近代法の地平
 第三節 現代の法状況
 第四節 若干の展開
 おわりに

第四章 闘技民主主義の法制化?──正統化論
 はじめに
 第一節 司法過程論
 第二節 否認論(抄)
 第三節 正統化論
 第四節 展開
 おわりに

第五章 監獄としてのロー・スクール──法学教育論
 はじめに
 第一節 規格化としての法学教育
 第二節 教室の政治化
 第三節 抵抗としての法学教育
 おわりに

終章 アイロニカルな法実践
 第一節 形而上学
 第二節 アイロニズム
 第三節 希望の物語

あとがき
参考文献一覧
事項索引
人名索引

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