批判法学の構図
ダンカン・ケネディのアイロニカル・リベラル・リーガリズム
法学は革新できるのか。「正しさ」に囚われ硬直化した法的思考では、ポストモダンの社会に対応できず、グローバル化したアメリカ法にも抵抗できない。ハート・ドゥオーキン論争を出発点に、フーコー・ローティ・ムフらとの対話を通じて、法と社会 について語り直す。本邦初、批判法学についての体系的研究書。
はしがき
序章 法実践の破壊者か守護者か
第一章 政策的議論としての法的議論──法的思考の記号学
はじめに
第一節 内在主義的転回
第二節 法実証主義批判
第三節 法的思考の考古学
第四節 二系列の私法解釈論
第五節 整合性理論批判
第六節 法的思考の記号学
第七節 若干の考察
おわりに
第二章 戦略的作業としての法的推論──法的思考の現象学
はじめに
第一節 場の理論──戦略
第二節 通俗心理学──メタ戦略
第三節 若干の考察
おわりに
第三章 法学におけるポストモダンの条件──法的思考の系譜学
はじめに
第一節 ウェーバー『法社会学』再読
第二節 近代法の地平
第三節 現代の法状況
第四節 若干の展開
おわりに
第四章 闘技民主主義の法制化?──正統化論
はじめに
第一節 司法過程論
第二節 否認論(抄)
第三節 正統化論
第四節 展開
おわりに
第五章 監獄としてのロー・スクール──法学教育論
はじめに
第一節 規格化としての法学教育
第二節 教室の政治化
第三節 抵抗としての法学教育
おわりに
終章 アイロニカルな法実践
第一節 形而上学
第二節 アイロニズム
第三節 希望の物語
あとがき
参考文献一覧
事項索引
人名索引
序章 法実践の破壊者か守護者か
第一章 政策的議論としての法的議論──法的思考の記号学
はじめに
第一節 内在主義的転回
第二節 法実証主義批判
第三節 法的思考の考古学
第四節 二系列の私法解釈論
第五節 整合性理論批判
第六節 法的思考の記号学
第七節 若干の考察
おわりに
第二章 戦略的作業としての法的推論──法的思考の現象学
はじめに
第一節 場の理論──戦略
第二節 通俗心理学──メタ戦略
第三節 若干の考察
おわりに
第三章 法学におけるポストモダンの条件──法的思考の系譜学
はじめに
第一節 ウェーバー『法社会学』再読
第二節 近代法の地平
第三節 現代の法状況
第四節 若干の展開
おわりに
第四章 闘技民主主義の法制化?──正統化論
はじめに
第一節 司法過程論
第二節 否認論(抄)
第三節 正統化論
第四節 展開
おわりに
第五章 監獄としてのロー・スクール──法学教育論
はじめに
第一節 規格化としての法学教育
第二節 教室の政治化
第三節 抵抗としての法学教育
おわりに
終章 アイロニカルな法実践
第一節 形而上学
第二節 アイロニズム
第三節 希望の物語
あとがき
参考文献一覧
事項索引
人名索引