昔ガヨカッタハズガナイ
ボクラ少国民のトラウマ
戦時下の被教育体験を問いつづける著者が、あの時代の気分が充満する今、根拠のない教訓にだまされないための自前の視点を創出する。
著者 | 山中 恒 著 |
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ジャンル | 文学・芸術・ノンフィクション |
シリーズ | 全集・シリーズ・その他 > 辺境社発行 > 山中恒少国民文庫 |
出版年月 | 2011年6月 |
ISBN | 978-4-326-95049-2 |
判型・ページ数 | 4-6・232ページ |
定価 | 2,200円(税込) |
在庫 | 品切れ・重版未定 |
「昔」とは、戦前つまり大日本帝国時代のことである。まだ「昔ガヨカッタ」とする、古風な国体原理主義に基づく道徳律が息づいていて、無意識のうちに自己規制を形成している。「慎ましく、出しゃばらず。争わず、身の程をわきまえて。大勢に抗せず…」といった呪縛に捉われている。この呪縛の根源の意義がいかに保守的なものかを実証した。
大変わかりやすい記述で、資料も豊富、大変良い本でした。(男性 81才 無職)
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