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産業のパクス・ブリタニカ [神戸大学経済学叢書]

1851年ロンドン万博の世界

産業のパクス・ブリタニカ

ヴィクトリア朝盛期のイギリスを中心とする産業の成果(=精華)の結節点として、第一回ロンドン万国博覧会を見直し取り上げる。

著者、編者、訳者など 重富公生
ジャンル 経済
ISBN 978-4-326-54640-4
出版年月 2011年3月
判型・ページ数 A5判・216ページ
定価 本体3,700円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

本書は、このような産業の発展と先進的科学技術を展示する場としての第一回ロンドン万国博覧会の役割を中心に据え、「産業のパクス・ブリタニカ」を象徴する行事であったこの催しを題材に、この歴史的行事に反映された19世紀半ばのイギリスの社会経済の実態を、いわば断面図風なスケッチとして描くことをテーマとしている。

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目次

はしがき

第1章 ロンドン万国博をどう問題とするか
 第1節 ヴィクトリア朝中期イギリス経済の解釈をめぐって
 第2節 ロンドン万国博への視角
 第3節 本書の対象とするテーマについて

第2章 1851年ロンドン万国博への道のり
 はじめに
 第1節 先行博覧会の開催と工芸振興協会による準備活動
 第2節 王立委員会の結成
 第3節 王立委員会による準備活動と各都市の対応
 おわりに

第3章 水晶宮の内部世界(1)――展示品のクラス別分類と出品者の地域的分布
 はじめに
 第1節 クラス分類について
 第2節 外国からの出品状況について:欧米諸国を中心に
 おわりに

第4章 水晶宮の内部世界(2)――商品世界のカレイドスコープ
 はじめに
 第1節 商品世界の表象としてのロンドン万国博
 第2節 出品趣意書にみる商品「販売」戦略
 おわりに

第5章 ロンドン万国博とイギリス産業
 はじめに
 第1節 「バーミンガム問題」について
 第2節 表彰問題をめぐって
 第3節 バベッジのみた展示品の価格表示問題:むすびにかえて

第6章 万国博余剰金の使途をめぐって――19世紀なかばイギリス産業の自己認識
 はじめに
 第1節 万国博の余剰金問題の経緯
 第2節 イギリス製造業の「弱点」の認識
 第3節 余剰金の使途についての議論
 第4節 サンダーランド市地方委員会での議論
 第5節 “Albertopolis” へ
 おわりに

資料・文献目録
あとがき
索引

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