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心理療法とスピリチュアリティ

心理療法とスピリチュアリティ

アカデミックな心理療法はスピリチュアリティといかに向き合うべきか。臨床現場でぶつかりつつも目を背けあってきた両者を統合する。

著者、編者、訳者など 石川勇一
ジャンル 教育・心理
ISBN 978-4-326-29898-3
出版年月 2011年2月
判型・ページ数 四六判・324ページ
定価 本体4,000円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

多様な心理療法が混在する日本において、臨床心理学はスピリチュアリティをオカルトとして忌避し続けてきた。一方で、スピリチュアルな手法を求めるクライエントは多く、臨床家はこれにどのように対応するべきなのだろうか。本書は、現在広範な領域で注目されているスピリチュアリティと心理療法の関連を扱った初めての研究書である。

書評(PDF)

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目次

序論
 1 心理療法と現象学
 2 心理療法とトランスパーソナル発達論
 3 罪悪感の研究
 4 前世療法を検証する
 5 エネルギーセラピーの発展
 6 瞑想について
 7 日本の心理療法とスピリチュアリティ
 8 生きて働くスピリチュアリティ
 9 心理療法の過去・現在・未来

第一章 心理療法と現象学
 1 はじめに
 2 現象学的方法の射程
 3 事例の概要
 4 E子の存在様式の分析
 5 おわりに

第二章 トランスパーソナルな発達と心理療法
 1 階層的発達論の視点
 2 ウィルバー理論の心理臨床への応用について

第三章 否定的感情とどう向き合うか
 1 破壊的な罪悪感と建設的な罪悪感
 2 心理的罪悪感
 3 精神的罪悪感
 4 心理療法では罪悪感をどのように扱うべきか

第四章 「前世療法」の臨床心理学的検証
 1 はじめに
 2 前世療法の実際
 3 催眠における偽記憶問題
 4 因果論的治療モデルの陥穽
 5 前世療法を求める心理
 6 心理療法における世界観の取り扱いについて
 7 おわりに

第五章 エネルギーセラピーの可能性
 1 はじめに
 2 TFTの概要
 3 学生相談でTFTを用いた三つの事例
 4 事例からわかること
 5 心理療法としてのTFT

第六章 瞑想による心理的効果
 1 はじめに
 2 方法
 3 結果
 4 考察

第七章 日本の心理療法とスピリチュアリティ
 1 スピリチュアリティの用語法
 2 直接体験としてのスピリチュアリティを見通すこと
 3 「スピリチュアリティ」の担う時代的・文化的機能
 4 スピリチュアリティに関する三つの視座
 5 日本独自の心理療法とスピリチュアリティ
 6 日本の心理療法の特徴

第八章 心理療法実践とスピリチュアリティ
 1 はじめに
 2 非個人的なものとしてのスピリチュアリティ
 3 非個人的な動きへの言及
 4 現実の二義性
 5 アクチュアリティと心理学
 6 アクチュアリティが鍵となる心理療法
 7 他者理解の構造
 8 アクチュアリティとリアリティの不一致
 9 第一・五次通路としての身体的通路
 10 心理療法とスピリチュアリティ

第九章 心理療法とスピリチュアリティの行方
 1 はじめに
 2 心理療法の真の目的
 3 スピリット・センタード・セラピー
 4 心理療法の過程
 5 意識レベルを自在に旅する心理療法家
 6 新風を吹き込むスピリチュアリティ
 7 アカデミズムの窓を開けること
 8 今、私たちがなすべきこと

おわりに
索引

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