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民主党政権の医療政策

民主党政権の医療政策

民主党には、医療費・医師数大幅増を掲げたマニフェストをはたして実現する気があるのか? 政権交代後の医療政策の実態を鋭く分析。

著者、編者、訳者など 二木 立
ジャンル 福祉・医療
ISBN 978-4-326-70070-7
出版年月 2011年2月
判型・ページ数 A5判・208ページ
定価 本体2,400円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

不安定な民主党政権下、日本の医療政策はどうなるのか。自公政権からの流れを踏まえて、実証的な分析でその現実をあぶり出す。疲弊する医療現場を支える医療改革ができるのか? 財源はどこに? 医療ツーリズムの見通しは? 「公平・良質・効率的な医療」を提唱する著者が、民主党の医療政策について、初めての包括的議論を繰り広げる。

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目次

目次
はしがき

第1章 政権交代と民主党の医療政策
 はじめに
 第1節 2009年の政権交代の意味──イギリス・アメリカ・韓国の政権交代とは異質
 第2節 民主党の総選挙マニフェストの医療政策──実は自民党との差は小さかった
 第3節 鳩山政権の医療政策──公約違反と「政治主導」による混乱
 第4節 菅政権の「新成長戦略」の医療政策の複眼的評価
 第5節 民主党政権の今後の医療政策──不確定で流動的だが「抜本改革」はない
 補足 民主党政権の社会福祉・社会保障政策の特徴と私の「仮説」

第2章 民主党政権の医療政策の逐次的検証
 第1節 民主党政権の医療政策とその実現可能性を読む
 第2節 民主党政権の医療改革手法の危うさ──政権発足後3か月間の仮評価
 第3節 2010年診療報酬改定報道の3つの盲点
 第4節 参院選後の医療政策の見通し
 第5節 「新成長戦略」と「医療産業研究会報告書」を読む
 第6節 医療ツーリズムの市場規模の超過大表示──日本政策投資銀行レポートの検証

第3章 民主党政権下の混合診療原則解禁論争
 第1節 混合診療に係る2009年高裁判決と全面解禁論の消失
 第2節 混合診療原則解禁論の新種「ビジネスクラス理論」を検討する
 第3節 行政刷新会議WGが投じた混合診療原則解禁論の変化球
 第4節 「保険外併用療養の範囲拡大」はごく限定的にとどまる──2010年6月閣議決定の正しい読み方
 第5節 混合診療原則解禁論はなぜゾンビのように復活するのか?
 補論 国民皆保険解体論の系譜とその顛末

第4章 政権交代と今後のリハビリテーション医療
 はじめに
 第1節 前政権の医療・介護政策から今後のリハビリテーション医療を予測する
 第2節 民主党(政権)の医療政策から今後のリハビリテーション医療を予測する
 第3節 今後のリハビリテーション医療についての2つの選択

第5章 自公政権末期の医療改革提案批判
 第1節 財政制度等審議会2009年「建議」の医療改革方針を読む──時代錯誤の主張と診療報酬抑制の新たな手法
 第2節 医療提供の仕組みを国が統制してはいけない──医療界・医学界主導で専門医制度の確立を

第6章 医療費抑制政策の検証と改革提言,川上武氏の業績
 第1節 日本における医療費抑制政策の転換と財源選択論争──第5回社会保障国際会議での報告
 第2節 医療・健康の社会格差と医療政策の役割──日本学術会議市民公開シンポジウムでの報告
 第3節 川上武先生の医療政策・医療史研究の軌跡と現代的意義──「川上武に学ぶ」リレー講演会での報告

コラム 川上武先生の思い出──3つの名言

初出一覧
あとがき
事項索引
人名索引

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