交通安全教育の意義と役割

香川県交通安全教育推進会議の活動を踏まえて

交通安全教育の意義と役割

10年間に渡る「交通安全教育に関する調査研究」の成果を踏まえ、交通安全教育の望ましいあり方と効果的な取り組みについて論じる。

著者 井原健雄 編著
正岡利朗 編著
ジャンル 経済
シリーズ シリーズ経済 > 日本交通政策研究会研究双書
出版年月 2011年1月
ISBN 978-4-326-54815-6
判型・ページ数 A5・288ページ
定価 4,070円(税込)
在庫 品切れ・重版未定

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本書は、「交通安全教育」の目的を交通事故の減少と交通マナーアップとして捉え、日本交通政策研究会の研究プロジェクトとして、香川県交通安全教育推進会議の実践活動を中心に10年間にわたって実施してきた「交通安全教育に関する調査研究」の成果を踏まえ、今後の日本における望ましい交通安全教育のあり方を提示する。

はじめにいまなぜ「交通安全教育」か?

第1章 交通安全教育の経緯と現況[井原健雄]
 1.1 道路交通事故の発生状況
 1.2 道路交通に関わる安全施設の現況
 1.3 「交通安全教育」の経緯と現況
 1.4 「交通安全教育」の更なる検討

第2章 交通事故等の状況と住民意識[正岡利朗]
 2.1 香川県の交通事故の状況
 2.2 住民に対するアンケート調査
 2.3 交通マナーについて
 2.4 交通マナーに関する住民の意識

第3章 交通安全教育の状況とその評価[正岡利朗]
 3.1 基本的視点としての交通安全教育指針
 3.2 各教育対象についての状況
 3.3 交通安全教育についての住民の意見
 3.4 交通安全教育についての総合評価

第4章 交通安全教育の意義[正岡利朗]
 4.1 安全で円滑な道路交通
 4.2 交通安全教育の定義の試み
 4.3 交通安全教育の実情とその原因
 4.4 交通安全教育の再認識

第5章 実践的な交通安全教育の推進[正岡利朗]
 5.1 交通危険学について
 5.2 安全についてのトレーニング
 5.3 円滑についてのトレーニング
 5.4 実践的な交通安全教育の推進

第6章 香川県交通安全教育推進会議の取り組み[井原健雄]
 6.1 「香川県交通安全教育推進会議」の発足と展開
 6.2 「香川県交通安全教育推進会議」の活動の状況
 6.3 「香川県交通安全教育推進会議」の活動の評価
 6.4 「香川県交通安全教育推進会議」の今後の検討課題
〈参考資料〉「香川県交通安全教育推進会議」の開催状況

第7章 交通安全教育教材の開発[正岡利朗]
 7.1 独自の交通安全教育教材の開発意義
 7.2 動画教材シリーズの基本コンセプト
 7.3 動画教材シリーズの作成過程
 7.4 動画教材シリーズの紹介

第8章 交通安全教育手法の開発[正岡利朗・?塚順子]
 8.1 コメンタリードライビングについて
 8.2 職場における実技型トレーニングの導入
 8.3 コメンタリードライビングの実践
 8.4 コメンタリードライビングの評価

第9章 交通安全教育の重点化と役割[井原健雄]
 9.1 交通安全教育の存在意義
 9.2 交通安全教育の目的の明確化
 9.3 交通安全教育の評価基準の確立
 9.4 交通安全教育の役割

おわりに「交通安全教育」のさらなる発展を目指して[正岡利朗]

参考文献
索引

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