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女性のキャリア継続

正規と非正規のはざまで

女性のキャリア継続

産休や育児休業制度を利用しながら働き続ける女性自身は何を心がけ、実践しているのか。中小・小規模企業の事例から読み解く。

著者、編者、訳者など 乙部 由子
ジャンル 社会・女性
ISBN 978-4-326-60232-2
出版年月 2010年12月
判型・ページ数 A5判・200ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

女性が仕事と家庭生活を両立するためには何が必要なのか。国は両立支援策を整備し働き続けやすい環境を整えているが、働き続ける女性はあまり増えていない。それはなぜだろうか。本書は、出産後も正社員として働き続ける女性の具体的な取り組みを分析すると共に、パート・派遣社員も働き続けやすい子育て休職制度を提案する。

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目次

はしがき

第Ⅰ部 女性労働と両立支援策

第1章 女性労働者の現状と働き方
 1.1 女性労働者が示す問題――放棄できない家族的責任
 1.2 正規・非正規労働者数が意味すること――未婚女性労働者の増加
 1.3 女性はどこで働くのか

第2章 少子化社会の現状
 2.1 子ども数の変化――第3子以上の増加は何を意味するのか
 2.2 結婚,出産後の働き方――正規女性ほど子ども数が多い背景
 2.3 変わらない女性の子育て意識――子どもが小さいうちは自分の手で育てたい
 2.4 子育て意識を踏まえた両立支援策の必要性

第3章 法律の整備と行政の取り組み
 3.1 両立支援に向けた法律の整備
 3.2 両立支援策の現状と課題

第Ⅱ部 正規女性の就業継続に向けた取り組み,実践 先行研究の検討

第4章 育児休業制度を取得して就業継続する要因――専門職の女性を中心に
 4.1 愛知県の就業状況
 4.2 対象企業の選定方法
 4.3 企業の人事政策,両立支援策
 4.4 正規女性の仕事と家庭生活
 4.5 就業継続に向けたキーポイントと日常の心がけ
 4.6 企業,上司,女性の事例紹介
 4.7 就業継続に必要なこと
 4.8 就業継続のために何ができるのか

第5章 育児休業制度を取得して就業継続する要因――従業員数300人以下企業の正規女性の事例から
 5.1 調査の観点
 5.2 対象企業の選定方法
 5.3 企業の両立支援策と事例紹介
 5.4 正規女性の家庭生活と職場状況
 5.5 就業継続に向けた取り組み,働きかけ
 5.6 ジェンダー構造の脱却へ

第6章 正規女性が育児休業制度を取得後,就業継続する要因――スーパーマーケット6社の事例分析
 6.1 対象企業の選定方法
 6.2 事例スーパーマーケットの企業概要
 6.3 正規女性の仕事と家庭生活
 6.4 就業継続に向けた正規女性の取り組み,実践
 6.5 正規女性に必要な課題

第Ⅲ部 非正規で働く女性たち

第7章 非正規を取り巻く環境
 7.1 男女雇用機会均等法の変遷
 7.2 非正規に向けた法律(パートタイム労働法,労働者派遣法)
 7.3 派遣社員は女性が中心
 7.4 女性に不利な労働者派遣法改正
 7.5 景気の調整弁としての派遣社員

第8章 スーパーマーケットで働く派遣社員――中高年既婚女性を中心として
 8.1 スーパーマーケットで働く派遣社員の登場
 8.2 派遣会社と派遣社員
 8.3 派遣社員4分類の基準
 8.4 派遣社員4分類の特徴
 8.5 派遣社員とパートタイマーの比較検討
 8.6 派遣社員の問題点

終章 生涯働き続けられる社会の実現
 終.1 現状からみた問題点
 終.2 就業継続を前提とした両立支援策の困難
 終.3 改正育児休業法の弊害
 終.4 結婚,出産休職後,職場復帰を前提とした支援策の必要性
 終.5 「子育て休職制度」の実現へ
 終.6 非正規も子育て可能な社会の実現を

文献
あとがき
索引

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