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利息制限の理論 [クレサラ叢書]

利息制限の理論

現在の貸金業法関係の問題解決のために必要な理論的視点を提供するとともに、今年施行の改正貸金業法等に対する解釈論を提示する。

著者、編者、訳者など 小野秀誠
ジャンル 法律
ISBN 978-4-326-49897-0
出版年月 2010年6月
判型・ページ数 四六判・576ページ
定価 本体4,700円+税
在庫 品切れ・重版未定
 

内容説明

まず、利息制限法の沿革的推移を概観しその体系を鳥瞰する。次に、今日の解釈に役立てることを目的として旧法下の判例理論を分析、検討する。さらに、近時の貸金業法43条を実質的に無価値にする判例の展開に着目して精査する。最後に、法の全面改正後の新設規定及び法の趣旨を生かす思想等の周辺状況を解説する。第一人者による法の体系。

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目次

はしがき
文献略語一覧

序章
 一 本書の対象
 二 利息制限への回帰
 三 利息制限法と貸金業法

第一章 利息制限法の推移と沿革
 一 利息制限法の沿革
 二 戦後の立法-新利息制限法と出資法
 三 貸金業法-一九八〇年代の改正以降
 四 商工ロ-ンとヤミ金融対策

第二章 利息制限法-判例理論の展開
 一 判例の軌跡と展開
 二 戦後の判例-一九八〇年以前
 三 重利、天引、損害賠償額の予定

第三章 最高裁判決の転回(二〇〇三年)と二〇〇六年改正
 一 はじめに
 二 貸金業法四三条とその制限
 三 形式から実質へ
 四 任意性への回帰
 五 二〇〇六年改正と消費者契約法
 六 改正の概要

第四章 改正利息制限法と改正前後の裁判例
 一 利息制限法の新設規定
 二 貸金業法四三条と社会倫理
 三 充当と最高裁-多数意見の形成
 四 改正貸金業法と多重債務問題
 五 取引履歴開示-最判平一七・七・一九民集五九巻六号一七八三頁
 六 利益の利益喪失条項-最判平一八・一・一三民集六〇巻一号一頁
 七 弁済後の再貸付-最三判平一九・二・一三民集六一巻一号一八二頁
 八 弁済後の再貸付-最二判平二〇・一・一八民集六二巻一号二八頁
 九 過払金返還請求と時効-最一判平二一・一・二二民集六三巻一号二四七頁
 一〇 完済後の弁済と不法行為、損益相殺-神戸地判平一九・一一・一三判時一九九一号一一九頁

参考文献
初出一覧
判例索引

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