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NPO再構築への道

パートナーシップを支える仕組み

NPO再構築への道

日本のNPOはなぜ発展途上のままなのか? 自治体の下請け的存在を脱却するには? 英国の協働政策を検証し、具体的解決策を示す。

著者、編者、訳者など 原田 晃樹
藤井 敦史
松井真理子
ジャンル 社会・女性
ISBN 978-4-326-60228-5
出版年月 2010年4月
判型・ページ数 A5判・328ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

「新しい公共」政策が始動した今こそNPOの時代。本書では、社会的企業論を展開する一方、自治体との協働事例について日英で比較調査。中間支援組織やNPOの公的資金の流れ方など、NPOセクターのサステナビリティに必要な基盤を明らかにする。契約手法にまで迫る実践書は日本初。NPO活動に取り組む市民や自治体職員必携の書。

[関連書]西村祐子編『草の根NPOのまちづくり』(小社刊)

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目次

はじめに
略語表

第1章 NPOとは何か
 第1節 NPO概念のあいまいさ
 第2節 米国におけるNPO制度
 第3節 NPOの目標と社会的機能
 第4節 NPOの組織特性
 第5節 組織環境の中のNPO:サード・セクターとしてのNPO

第2章 NPOと政府との協働
 第1節 日本における「協働」の理念と現実:問題設定
 第2節 パートナーシップを見る視点:サラモンのパートナーシップ論を中心に
 第3節 パートナーシップの変容
 第4節 日本における協働の現状と課題

第3章 日本におけるNPOへの資金提供─自治体の委託を中心に─
 第1節 日本における公共サービスの外部化とNPO
 第2節 NPOへの委託の現状
 第3節 NPOに限定した委託:政策目的型随意契約の可能性
 第4節 政策入札の可能性:契約を通じた社会的価値実現の可能性

第4章 地域密着型中間支援組織の機能とその課題─CS神戸を事例として─
 第1節 中間支援組織をめぐって生じている様々な問い
 第2節 日本における「中間支援組織」の現状と課題
 第3節 CS神戸の事業内容
 第4節 CS神戸の支援プロセスの基盤にあるビジネス・モデル
 第5節 CS神戸の財政基盤と行政からの委託事業
 第6節 まとめにかえて

第5章 「社会的企業」とは何か─2つの理論的潮流をめぐって─
 第1節 ポリティカル・ワードとしての「社会的企業」
 第2節 米国の社会的企業論
 第3節 欧州の社会的企業論

第6章 日本における社会的企業概念の受容と研究の課題
 第1節 社会的企業概念が受容された文脈
 第2節 社会的企業概念の導入状況
 第3節 企業サイドからのアプローチが抱える諸問題
 第4節 社会的企業をめぐる理論的課題:日本の社会的企業に関する実証研究の準備作業

第7章 英国におけるパートナーシップ政策
 第1節 英国のパートナーシップ政策を見る視点
 第2節 パートナーシップ政策の潮流:地域再生政策を軸として
 第3節 労働党政権におけるパートナーシップ政策
 第4節 政府主導のパートナーシップ政策のジレンマ
 第5節 日本への示唆

第8章 英国におけるサード・セクター に対する公的資金
 第1節 サード・セクターの台頭と公的資金の関係:分析の視角
 第2節 サービスの外部化とパートナーシップの必要性
 第3節 契約文化の浸透とその影響
 第4節 公的資金の種類と自治体の対応

第9章 英国における地域インフラストラクチャー組織の機能─GAVCAの事例から─
 第1節 インフラストラクチャー組織と協働
 第2節 英国におけるインフラストラクチャー組織の展開過程
 第3節 地域インフラストラクチャー組織の傾向:NAVCA報告書から
 第4節 地域インフラストラクチャー組織の機能と基盤
 第5節 日本への示唆と今後の調査研究上の課題

第10章 NPOと自治体との契約の現状と課題─フルコスト・リカバリーの可能性を中心に─
 第1節 未熟なNPOへの資金政策
 第2節 NPOの財源と自治体との契約の現状
 第3節 フルコスト・リカバリーによる積算の試行と検証
 第4節 フルコスト・リカバリーの可能性と課題

第11章 協働を促進する中間支援組織─NPOセクター会議─
 第1節 協働を促進する中間支援組織という視座
 第2節 「協働の時代」のNPOと中間支援組織の課題
 第3節 四日市NPOセクター会議の取組
 第4節 NPOセクター会議の可能性
 第5節 残る課題

おわりに
索引

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