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回想の都留重人

都留経済学の核心

回想の都留重人

2006年2月に逝去した経済学者・都留重人の学問的仕事を振り返り、その現代と将来における意義と残された課題を明らかにする。

著者、編者、訳者など 尾高 煌之助
西沢保
ジャンル 経済
ISBN 978-4-326-55064-7
出版年月 2010年4月
判型・ページ数 四六判・448ページ
定価 本体3,500円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

経済学者、政策立案者、現代資本主義論、比較経済体制論、公害・環境、福祉の政治経済学などを中心に、都留先生の知的遺産を現代と将来の世代に伝える積極的な内容をもつように編集された論集。
[主な執筆者]水田洋・伊東光晴・塩野谷祐一・鈴村興太郎・西村可明・宮崎勇・丸山英人・永井進・寺西俊一・岡敏弘・R.ドーア・石川滋・宮本憲一・小宮隆太郎・和田昭允・塚本文一・鶴見俊輔ほか。

単なる追悼録ではなく都留重人氏の人と学問、後にのこした課題を見事にあらわした好著。木田氏、塩野谷氏、鈴村氏、小宮氏の論文・回想・対談に感銘をうけた。全体的な文の質の高さにも驚かされる。資料的な水準を落とすことなくこれだけの文章を書かれるとはさすがに都留氏ゆずりの人々だと感じた。(男性 67才)
生涯にわたて親しんでいた都留さんとその経済学の総括と詳細をまとめて知り得る本である。記念の愛蔵書となることだろう。(男性 79才)

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目次

都留経済学の射程
 故都留重人日本学士院会員追悼の辞[水田洋]
 経済学者 都留重人[伊東光晴]
 都留重人とシュンペーター[塩野谷祐一]
 国民所得再考――なぜ、「それでもGDP系列」か[尾高煌之助]
 厚生経済学の実践者、都留重人[鈴村興太郎]
 “No Wealth But Life”――マーシャル、ラスキン、都留重人[西沢保]

経済学の実践と制度設計
 都留重人先生と附置研究所問題[西村可明]
 平和と安心・安全――経済政策で一番大事なこと[宮崎勇]
 第二次物価問題懇談会と都留先生[丸山英人]
 公害・環境問題研究のパイオニアとしての都留先生[永井進・寺西俊一]
 公害の政治経済学を他の方法から分かつものは何か――都留理論を現代に生かす道[岡敏弘]

比較経済体制論
 多様な資本主義がありうるか[ロナルド・P・ドーア]
 中国経済研究の事始め[石川滋]
 都留重人の資本主義批判[宮本憲一]

人間・都留重人
 都留さんの「志」――いくつかの回想[小宮隆太郎]
 ファミリーとしての都留重人――義弟が観た六十八年[和田昭允]
 「背広ゼミ」から見た教育者 都留重人先生の横顔[塚本文一]
 都留重人、ただ一人の私の先生[鶴見俊輔]
 
 都留重人の周辺――伊東光晴教授に聞く

都留重人略年譜
人名索引
執筆者紹介

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