メタモルフォーゼの哲学 (紙版)

メタモルフォーゼの哲学
形式・仕様:
紙版 電子版

私たちはただ一つの同じ生である。生は移動し、増殖し、変形する――まったく新しいエコロジーを導く、メタモルフォーゼの形而上学。

著者 エマヌエーレ・コッチャ
松葉 類
宇佐美 達朗
ジャンル 哲学・思想・倫理
出版年月 2022年10月
ISBN 978-4-326-15484-5
判型・ページ数 4-6・224ページ
定価 3,300円(税込)
在庫 在庫あり

この本への感想・お問い合わせ

地を這う芋虫と宙を舞う蝶は、どんなに形態が異なっていても同じ生きものである。こうした昆虫の変態と同様、あらゆる生きものの身体は「ただ一つの同じ生」が入り込む、一時的で過渡的な形態なのだ。いま世界で注目を集める哲学者コッチャによる、生物種、土地、世代を超えたメタモルフォーゼの思考。
【原著】Emanuele Coccia, Métamorphoses(Rivages, 2020)

◎けいそうビブリオフィルで一部内容を公開中です
訳者あとがき
はじめに

生の連続性
わたしたちのうちにあるさまざまな形態

Ⅰ 誕生=出産
 あらゆる自分は忘却である
 ただ一つの同じ生
 誕生と自然
 宇宙規模の双児出生
 出産あるいは生の移住
 神々の謝肉祭
 地球の言葉(パロール)
 運命としてのメタモルフォーゼ
 世界の鏡

Ⅱ 繭
 変様(トランスフォーメーション)
 昆虫
 あらゆる生きものはキメラである
 生まれたあとの卵
 若返り
 技術についての新たな考え
 植物のメタモルフォーゼ
 世界の繭

Ⅲ 再受肉
 食事とメタモルフォーゼ
 食べられること
 自己の転生と再受肉
 遺伝学と再受肉
 種の影

Ⅳ 移住
 惑星規模の移住
 乗り物の理論
 大いなる方舟
 みんな家にいる
 家庭内でのノンヒューマンの生
 侵入

Ⅴ 連関(アソシエーションズ)
 多種(マルチスピーシーズ)の都市
 種をまたいだ(インタースペシフィック)建築
 わたしたちの精神はつねに他の種の身体のうちにある
 現代の自然

おわりに
 惑星規模の知
 未来

参考文献案内
謝辞
訳者あとがき
人名索引

ご注文

3,300円(税込)

個人情報の取扱いについて

このサイトでの購入手続きにおける個人情報の取扱いについて下記リンク先にてご案内しております。
『商品購入における個人情報の取扱いについて』

商品をご購入いただく際はこちらに同意をしたうえでお支払方法(クレジットカードまたは代金引換)をお選びください。

ネット書店で購入する

  • 楽天ブックス
  • Amazon
  • 紀伊國屋書店
  • honto
  • ヨドバシ.com
  • bookfanプレミアム
  • セブンネットショッピング
  • Honya Club.com
  • e-hon 全国書店ネットワーク
  • HMV&BOOKS online
  • TSUTAYA online

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加