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新版 サッチャリズムの世紀

作用の政治学へ

新版 サッチャリズムの世紀

政権交代、オバマ大統領、世界金融危機。そこに読み取れる同一のロジックとは。『新保守主義の作用』の前編、新版化なる。

著者、編者、訳者など 豊永 郁子
ジャンル 政治
ISBN 978-4-326-30185-0
出版年月 2010年3月
判型・ページ数 A5判・368ページ
定価 本体4,200円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

ワールド・ポピュラー・キャピタリズムの果てで。サッチャー政権の誕生から、ちょうど30年、そしてサッチャリズムの論理を世界中に解き放った東西冷戦の終結から20年が経つ2009年の今日。いまなおサッチャリズムはわれわれが直面する世界を構成、そして再構成しつづけている。

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目次

一九九八年 旧版へのまえがき

序章 サッチャリズムへの理論的視角
 第一節 サッチャリズムをめぐる諸解釈
 第二節 支持の政治・権力の政治・パフォーマンスの政治

第一章 文脈の同定――イギリス政治像の再構築
 第一節 支持の政治――二層政党制試論
 第二節 権力の政治――二重国家構造と国家戦略
 第三節 パフォーマンスの政治への視角

第二章 サッチャリズム前史――一九七九年以前の住宅政策
 第一節 住宅政策体制の確立
 第二節 戦後住宅政策の展開

第三章 第一期サッチャー政権――「買う権利」政策の展開
 第一節 保守党綱領上における自治体住宅払い下げ政策の軌跡
 第二節 一九八〇年住宅法
 第三節 「買う権利」政策の展開
 第四節 へーゼルタイン・ファクター

第四章 一九八〇年住宅政策体制――中央・地方関係の混迷
 第一節 住宅財政改革と公共支出統制
 第二節 一九八〇年住宅政策体制の運用と展開
 第三節 責任のディヴォルーション

第五章 第二期サッチャー政権――革新への胎動と民営化政策
 第一節 一九八三年総選挙と「買う権利」
 第二節 新しい住宅政策の模索
 第三節 民営化政策
 第四節 リドリー・ファクター

第六章 一九八七年保守党綱領――ポピュラー・キャピタリズムの誕生
 第一節 「買う権利」からポピュラー・キャピタリズムへ
 第二節 新住宅政策へ――新しい組織戦略への展望
 第三節 競争入札政策

第七章 第三期サッチャー政権――新しい国家戦略の形成
 第一節 住宅政策ネットワークに兆した変化
 第二節 「ローカル・ライト」――対自治体戦略の刷新
 第三節 サッチャー政権下のホワイトホール――エイジェンシー化の行政改革へ

終 章 作用としてのサッチャリズム
 第一節 ケース・スタディとしての住宅政策
 第二節 パフォーマンスの政治――責任のディヴォルーション、そして領域秩序の再編へ
 第三節 作用の政治学へ――結びにかえて

二〇〇九年 新版へのあとがき――ワールド・ポピュラー・キャピタリズムの果て
参考文献/注/索引

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