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2023.09.04
重要なことについて 第2巻 (紙版)
- 形式・仕様:
- 紙版 電子版
倫理学における20世紀最重要文献『理由と人格』を経た、今世紀の道標的大著。スキャンロンらによる批判も収録した必読文献。
著者 | デレク・パーフィット 著 森村 進 訳 奥野 久美恵 訳 |
---|---|
ジャンル | 哲学・思想・倫理 |
出版年月 | 2022年4月 |
ISBN | 978-4-326-10303-4 |
判型・ページ数 | A5・888ページ |
定価 | 12,100円(税込) |
在庫 | 在庫あり |
S・ウルフ、A・ウッド、B・ハーマン、T・M・スキャンロンの4人をコメンテイターに迎え、本書第1巻に対する彼らの批判的検討から第2巻は始まる。さらなる応答で、パーフィットは多様かつ周到な議論を提出し、メタ倫理学の〈非自然主義的認知主義〉へと導いていく。原著全3巻のうち先行して刊行された2巻分を訳出する。
【原著】Derek Parfit, On What Matters Volume Two(Oxford University Press, 2011)
正誤表(PDF)
◎けいそうビブリオフィルで本書の一部内容を公開中です。
あとがきたちよみ『重要なことについて 第2巻』
【原著】Derek Parfit, On What Matters Volume Two(Oxford University Press, 2011)
正誤表(PDF)
◎けいそうビブリオフィルで本書の一部内容を公開中です。
あとがきたちよみ『重要なことについて 第2巻』
序 文
要 約
Ⅳ コメンタリー
〈コメンタリー〉連山のハイキング[スーザン・ウルフ]
自律の尊重
合意
人を単なる手段として取り扱う
カント的契約主義
その他の緊張関係
結論――連山のハイキング
〈コメンタリー〉目的それ自体としての人間性[アレン・ウッド/訳・奥野久美恵]
第1部 理性的合意、実践理性、目的それ自体としての人間性
第2部 トロリー問題
1 救命艇
2 なぜトロリー問題は誤った導き方をするのか
3 トンネル
4 陸橋
5 権利と資格
6 極端な状況
7 目的の王国
〈コメンタリー〉方法の不適合[バーバラ・ハーマン/訳・奥野久美恵]
〈コメンタリー〉どうして私はカント主義者ではないのか[T・M・スキャンロン]
Ⅴ 回 答
第十八章 連山のハイキングについて
65 現実の合意と可能な合意
66 ある人を単に手段として取り扱うこと
67 カント的規則帰結主義
68 三つの伝統
第十九章 目的それ自体としての人間性について
69 カントの〈自律の定式〉と〈普遍的法則の定式〉
70 至上の価値としての理性的性質
71 尊重されるべき価値としての理性的性質
第二十章 方法の不適合について
72 カントの定式を改訂する必要があるか?
73 新しいカント的定式
74 カント的契約主義に対するハーマンの反論
第二十一章 人数はどのようにして重要なのか
75 スキャンロンの個人主義的制約
76 功利主義と集計と分配原理
第二十二章 スキャンロン的契約主義
77 不正さと非人格的制約に関するスキャンロンの主張
78 非同一性問題
79 スキャンロン的契約主義と未来の人々
第二十三章 三重理論
80 収斂の議論
81 スキャンロン理論の独立性
Ⅵ 規範性
第二十四章 分析的自然主義と主観主義
82 衝突する諸理論
83 理由に関する分析的主観主義
84 内的理由の非重要性
85 実質的主観主義の諸理論
86 規範的信念
第二十五章 非分析的自然主義
87 道徳的自然主義
88 規範的な自然的事実
89 「である」から「べし」への議論
90 厚い概念の議論
91 規範性の反論
第二十六章 瑣末性の反論
92 規範的概念と自然的性質
93 科学的発見とのアナロジー
94 事実言明の議論
95 瑣末性の反論
第二十七章 自然主義とニヒリズム
96 理由に関する自然主義
97 ソフトな自然主義
98 ハードな自然主義
第二十八章 非認知主義と準実在論
99 非認知主義
100 規範に関する意見の不一致
101 非認知主義者は規範に関する間違いを説明できるか?
第二十九章 規範性と真理
102 表出主義
103 重要なことに関するヘアの説
104 規範性の議論
第三十章 規範的真理
105 意見の不一致
106 いかに生きるべきかについて
107 いくつかの誤解
108 自然化された規範性
109 シジウィックの直観
110 旅の前途
111 理由の再発見
第三十一章 形而上学
112 存在論
113 非形而上学的認知主義
第三十二章 認識論
114 因果性の反論
115 妥当性の反論
116 認識的信念
第三十三章 理性主義
117 認識的理由
118 実践的理由
119 進化の力
第三十四章 意見の一致
120 意見の不一致からの議論
121 収斂の主張
122 苦しみの二重の悪さ
第三十五章 ニーチェ
123 価値の価値転換
124 善と悪
125 人生の意味
第三十六章 最も重要なこと
126 これにはすべてそれだけの価値があったのか?
127 未来
補論D なぜ何かがあるのか? なぜこれなのか?
補論E 公正警告説
補論F カントの〈普遍的法則の定式〉を支持するいくつかの彼の議論
補論G 善に関するカントの主張
補論H 自律と定言命法
補論I カントの動機づけの議論
補論J 存在するものについて
巻末注
出典に関する注
訳者解説
参考文献
索引
要 約
Ⅳ コメンタリー
〈コメンタリー〉連山のハイキング[スーザン・ウルフ]
自律の尊重
合意
人を単なる手段として取り扱う
カント的契約主義
その他の緊張関係
結論――連山のハイキング
〈コメンタリー〉目的それ自体としての人間性[アレン・ウッド/訳・奥野久美恵]
第1部 理性的合意、実践理性、目的それ自体としての人間性
第2部 トロリー問題
1 救命艇
2 なぜトロリー問題は誤った導き方をするのか
3 トンネル
4 陸橋
5 権利と資格
6 極端な状況
7 目的の王国
〈コメンタリー〉方法の不適合[バーバラ・ハーマン/訳・奥野久美恵]
〈コメンタリー〉どうして私はカント主義者ではないのか[T・M・スキャンロン]
Ⅴ 回 答
第十八章 連山のハイキングについて
65 現実の合意と可能な合意
66 ある人を単に手段として取り扱うこと
67 カント的規則帰結主義
68 三つの伝統
第十九章 目的それ自体としての人間性について
69 カントの〈自律の定式〉と〈普遍的法則の定式〉
70 至上の価値としての理性的性質
71 尊重されるべき価値としての理性的性質
第二十章 方法の不適合について
72 カントの定式を改訂する必要があるか?
73 新しいカント的定式
74 カント的契約主義に対するハーマンの反論
第二十一章 人数はどのようにして重要なのか
75 スキャンロンの個人主義的制約
76 功利主義と集計と分配原理
第二十二章 スキャンロン的契約主義
77 不正さと非人格的制約に関するスキャンロンの主張
78 非同一性問題
79 スキャンロン的契約主義と未来の人々
第二十三章 三重理論
80 収斂の議論
81 スキャンロン理論の独立性
Ⅵ 規範性
第二十四章 分析的自然主義と主観主義
82 衝突する諸理論
83 理由に関する分析的主観主義
84 内的理由の非重要性
85 実質的主観主義の諸理論
86 規範的信念
第二十五章 非分析的自然主義
87 道徳的自然主義
88 規範的な自然的事実
89 「である」から「べし」への議論
90 厚い概念の議論
91 規範性の反論
第二十六章 瑣末性の反論
92 規範的概念と自然的性質
93 科学的発見とのアナロジー
94 事実言明の議論
95 瑣末性の反論
第二十七章 自然主義とニヒリズム
96 理由に関する自然主義
97 ソフトな自然主義
98 ハードな自然主義
第二十八章 非認知主義と準実在論
99 非認知主義
100 規範に関する意見の不一致
101 非認知主義者は規範に関する間違いを説明できるか?
第二十九章 規範性と真理
102 表出主義
103 重要なことに関するヘアの説
104 規範性の議論
第三十章 規範的真理
105 意見の不一致
106 いかに生きるべきかについて
107 いくつかの誤解
108 自然化された規範性
109 シジウィックの直観
110 旅の前途
111 理由の再発見
第三十一章 形而上学
112 存在論
113 非形而上学的認知主義
第三十二章 認識論
114 因果性の反論
115 妥当性の反論
116 認識的信念
第三十三章 理性主義
117 認識的理由
118 実践的理由
119 進化の力
第三十四章 意見の一致
120 意見の不一致からの議論
121 収斂の主張
122 苦しみの二重の悪さ
第三十五章 ニーチェ
123 価値の価値転換
124 善と悪
125 人生の意味
第三十六章 最も重要なこと
126 これにはすべてそれだけの価値があったのか?
127 未来
補論D なぜ何かがあるのか? なぜこれなのか?
補論E 公正警告説
補論F カントの〈普遍的法則の定式〉を支持するいくつかの彼の議論
補論G 善に関するカントの主張
補論H 自律と定言命法
補論I カントの動機づけの議論
補論J 存在するものについて
巻末注
出典に関する注
訳者解説
参考文献
索引
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