幕末開港と日本の近代経済成長 (紙版)

幕末開港と日本の近代経済成長
形式・仕様:
紙版 電子版

日本の近代化、近代経済成長、産業革命の起源を、幕末の開国から明治維新という政治体制の変革を通じてみつめる日本経済発展論。

著者 浅沼 信爾
小浜 裕久
ジャンル 経済
出版年月 2021年11月
ISBN 978-4-326-50489-3
判型・ページ数 A5・320ページ
定価 4,070円(税込)
在庫 在庫あり

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江戸時代の様々な蓄積が明治日本の近代化、近代経済成長をもたらしたと考えている本書は、多くの二次資料をベースに、開発経済学者としての視点から、日本の江戸時代の経済、開国政策と明治維新と呼ばれる構造改革、そして明治になってからの欧米先進国からの技術・文化の導入・移転、産業革命と近代経済成長を検討する。

◎けいそうビブリオフィルで一部内容を公開中です。
「まえがき」「序章 知りたいこと」「あとがき:開発経済学における日本の経済発展」
まえがき

序章 知りたいこと
 序-1 この本のストーリー
 序-2 近代化について
 序-3 「米」経済から工業化へ

第1章 産業革命と近代経済成長
 1-1 産業革命
 1-2 日本の産業革命
 1-3 産業革命と近代経済成長
 1-4 近代経済成長の初期条件:人口・文化・技術
 1-5 近代経済成長のスタート
 1-6 経済発展局面の移行

第2章 江戸時代の日本経済
 2-1 江戸時代の日本:経済・社会概観
 2-2 ハードインフラ
 2-3 ソフトインフラ

第3章 江戸から明治へ
 3-1 海外情報と経済政策
 3-2 幕末開港とアヘン戦争
 3-3 アヘン戦争と幕府外交
 3-4 攘夷と開国
 3-5 人材形成:江戸時代の教育から明治の教育へ

第4章 明治維新という構造調整
 4-1 「ヨーロッパ史観」と「皇国史観」
 4-2 明治維新は革命か
 4-3 幕末から明治へ
 4-4 海外情報・海外技術とお雇い外国人
 4-5 人的資本の輸入代替

第5章 明治日本の経済発展
 5-1 維新政府の準備
 5-2 明治政府の近代化政策
 5-3 富国強兵と大国主義・小国主義
 5-4 岩倉使節団
 5-5 殖産興業と官業払下げ
 5-6 明治工業化の担い手
 5-7 通信・交通革命
 5-8 貿易拡大と工業化
 5-9 電気の普及
 5-10 鉱業部門の成長:石炭を中心に

第6章 近代日本の経済と社会
 6-1 明治以降の経済・社会概観
 6-2 経済構造の変化
 6-3 ペティ=クラークの法則と日本の産業構造変化
 6-4 近代化と在来部門
 6-5 所得の上昇
 6-6 近代工業の導入移植と適応能力
 6-7 工業の発展と構造変化
 6-8 開港と居留地貿易
 6-9 貿易構造の変化
 6-10 国際収支と為替制度

終章 日本の近代経済成長の軌跡:幕末開港と明治維新
 終-1 3人のロシア系ユダヤ人経済学者
 終-2 日本の近代化:キャッチアップ・モデル
 終-3 開国から明治維新へ

参考文献
あとがき:開発経済学における日本の経済発展
索引

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