住宅市場の経済分析 (紙版)

住宅市場の経済分析
形式・仕様:
紙版 電子版

住宅市場に焦点を当て、様々なタイプの住宅市場において市場がどのように形成され、価格がどのように決定されるかを理論的に解明。

著者 前川 俊一
ジャンル 経済
シリーズ 全集・シリーズ・その他 > 椙山女学園大学研究叢書
出版年月 2020年11月
ISBN 978-4-326-50476-3
判型・ページ数 A5・340ページ
定価 5,060円(税込)
在庫 在庫あり

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住宅市場といっても、住宅分譲市場と既存住宅市場によって異なる。また相対交渉により取引されることもあり、競売によって処分されることもある。どのような市場になるかの重要なポイントは競争条件である。本書では競争条件の違いによりどのタイプの市場が選択され、どのような交渉が行われ価格が決定されるかを理論的に検討する。
はじめに

第1章 住宅市場の現状
 はじめに
 1. 新設住宅着工戸数の推移と空き家問題
 2. 分譲市場
 3. 既存住宅市場

第2章 住宅需要者の値付けと住宅サービスの需要量
 はじめに
 1. 持家と借家の選択と住宅需要者の値付け
 2. 資金制約条件下での住宅サービスの需要量
 3. 既存住宅の住み替え(既存住宅のサービス量の需給)

第3章 供給者と需要者の留保価格
 はじめに
 1. 留保価格の意味
 2. 代表的供給者と需要者を想定した各主体の留保利益と留保価格
 3. 一般的な供給者と需要者の留保利益と留保価格

第4章 市場のタイプと供給者の市場選択
 はじめに
 1. 市場のタイプ
 2. 供給者の市場選択
 3. まとめ

第5章 住宅分譲市場における競争と売出価格(定価)の決定
 はじめに
 1. 複占競争モデル
 2. 同一分譲地内の住宅の最適な相対価格の決定
 3. まとめ

第6章 外部効果をもつ土地開発に対する規制誘導策
 はじめに
 1. モデル
 2. ファーストベスト
 3. 開発規制誘導策
 4. まとめ

第7章 既存住宅市場における最適登録価格と取引価格の決定
 はじめに
 1. 既存住宅市場における取引価格の決定について
 2. 代表的な供給者と需要者を想定したモデル
 3. 一般的な供給者と需要者を想定したモデル

第8章 既存住宅市場における情報の非対称性の経済分析
 はじめに
 1. 情報の非対称性
 2. 隠れた情報に対する対応
 3. 隠れた行動(エージェンシー問題)

第9章 交渉市場における取引価格の決定
 はじめに
 1. 交渉モデルのアウトライン
 2. 完備情報下の交渉モデル
 3. 非完備情報下の交渉モデル
 4. まとめ

第10章 オークションにおける落札価格の決定
 はじめに
 1. オークションについて
 2. 第一価格封印型オークション
 3. 第二価格封印型オークション
 4. オークションの落札価格と探索市場の取引価格に関する実証分析

参考文献
おわりに
索引

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