言語行為

言語哲学への試論

言語行為
著者 ジョン・R・サール
坂本百大
土屋 俊
ジャンル 哲学・思想・倫理
シリーズ シリーズ哲学・思想・倫理 > 双書プロブレーマタ
出版年月 1986年4月
ISBN 978-4-326-19875-7
判型・ページ数 4-6・355ページ
定価 4,840円(税込)
在庫 在庫あり

この本への感想・お問い合わせ

オースティンによる言語行為――事実の記述ではなく発話とは何がしかの行為であると考える――の分析を受け継ぎ、体系化したのが本書。現代哲学の中心テーマの一つ。


凡例

I 言語行為論

第一章 方法と展望
 1 言語哲学とは
 2 言語特性記述
 3 言語特性記述の「検証」
 4 なぜ言語行為を研究するのか
 5 表現可能性の原理

第二章 表現・意味・言語行為
 1 表現と言語行為の種類
 2 述定
 3 言語行為としての指示
 4 命題
 5 規則
 6 意味
 7 生まの事実と制度的事実との区別

第三章 発語内行為の構造
 1 いかにして約束するか――複雑な方法
 2 不誠実な約束
 3 発語内の力を表示する方策の使用に関する規則
 4 分析の拡張

第四章 言語行為としての指示
 1 表現の使用と表現への言及
 2 指示の公理
 3 確定指示表現の種類
 4 指示の必要条件
 5 同定の原理
 6 同定の原理に対する若干の修正
 7 同定の原理の若干の帰結
 8 指示の規則

第五章 述定
 1 概念と対象に関するフレーゲの見解
 2 唯名論と普遍者の存在
 3 存在論的関与
 4 命題の項理論
 5 述語と普遍者
 6 述定は言語行為か
 7 述定の規則

II 応用篇

第六章 現代哲学における三つの誤謬
 1 自然主義的誤謬の誤謬
 2 言語行為の誤謬
 3 主張行為の誤謬
 4 誤謬の起源――意味は使用か
 5 説明の代案

第七章 指示をめぐる諸問題
 1 記述理論
 2 固有名

第八章 「事実」から「当為」を導く議論について
 1 いかにして導くか
 2 問題の本質はどこにあるか
 3 反駁と回答

訳者あとがき
索引

関連記事

ご注文

4,840円(税込)

個人情報の取扱いについて

このサイトでの購入手続きにおける個人情報の取扱いについて下記リンク先にてご案内しております。
『商品購入における個人情報の取扱いについて』

商品をご購入いただく際はこちらに同意をしたうえでお支払方法(クレジットカードまたは代金引換)をお選びください。

ネット書店で購入する

  • 楽天ブックス
  • Amazon
  • 紀伊國屋書店
  • honto
  • ヨドバシ.com
  • bookfanプレミアム
  • セブンネットショッピング
  • Honya Club.com
  • e-hon 全国書店ネットワーク
  • HMV&BOOKS online
  • TSUTAYA online

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加