農業保護政策の起源 (紙版)

近代日本の農政1874~1945

農業保護政策の起源
形式・仕様:
紙版 電子版

激しい論争が続く日本の農業、実は明治初期は攻めの農業を目指していた。ではなぜ保護主義へと向かっていったのか。その起源を探る!

著者 佐々田 博教
ジャンル 政治
出版年月 2018年11月
ISBN 978-4-326-35177-0
判型・ページ数 4-6・328ページ
定価 3,850円(税込)
在庫 在庫あり

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農協改革、農地の集約、企業の参入……いま日本の農業は改革が叫ばれているが、実は明治時代にも「攻めの農業」が存在した。政治家・官僚・農家が互いに利益を融通しあっていなかった戦前、どのような思想で農業保護政策が導入されたのか、構成主義で鮮やかに読み解く。日本農業のこれからを語るのに欠かせない一冊が、ついに登場!

【電子書籍あり】
紀伊國屋書店
第1章 いつから農業は保護されるようになったのか
 1 本書の概要
 2 政策アイディアに注目して農政を分析する方法
 3 本書の構成

第2章 大農か小農か――明治期の農政をめぐる対立
 1 勧農政策
 2 産業組合法と農政の転換
 3 まとめ

第3章 農務官僚の台頭と小農論の広がり――大正・昭和初期の農政の展開
 1 保護主義的性質を強める農業政策
 2 小作関連法の政策過程
 3 利害構造に注目した説明――合理的選択論
 4 政策アイディアに注目した説明――構成主義制度論
 5 まとめ

第4章 食料統制システムの構築――戦時期における政府の市場介入
 1 米価政策
 2 産業組合の権限強化
 3 権限強化が行われた理由
 4 まとめ

第5章 農山漁村経済更生計画――戦時期における農村の組織化
 1 農山漁村経済更生計画
 2 利害構造に注目した説明――合理的選択論
 3 政策アイディアに注目した説明――構成主義制度論
 4 満州移民政策、「皇国農村確立運動」、そして終戦へ
 5 まとめ

第6章 日本農政の来た道とこれから
 1 農業保護政策の起源
 2 戦前農政の遺産
 3 現在の農政論争との関連性
 4 今後の研究課題

あとがき
参考文献
人名索引
事項索引

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