ホーム > 生命倫理委員会の合意形成

生命倫理委員会の合意形成

日米比較研究

生命倫理委員会の合意形成

新しい技術や医療と対峙する生命倫理において、社会的な意思決定に重要な役割を果たしてきた生命倫理委員会。その意義と課題を問う。

著者、編者、訳者など 額賀淑郎
ジャンル 哲学・思想・倫理
ISBN 978-4-326-10190-0
出版年月 2009年9月
判型・ページ数 A5判・360ページ
定価 本体4,400円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

生命倫理委員会とは政府審議会の一つであり、法律やガイドラインのための審議や勧告を通して生命・医療倫理政策において大きな役割を担ってきた。本書ではその合意形成に関する理論的な分析枠組を構築するとともに、遺伝子治療など日米に共通する事例を比較し、理論と事例の両面から公共政策としての生命倫理を初めて体系的に論じる。

このページのトップへ

目次

まえがき

序 章 秩序理論と合意形成
 1 秩序問題と合意形成 
 2 生命倫理委員会の合意形成 
 3 生命倫理委員会の合意形成モデル 
 4 理念型としての合意形成モデル 
 5 まとめ

Ⅰ 生命倫理委員会の歴史

第一章 米国の生命倫理委員会
 1 生命倫理委員会の法的枠組  
 2 生命倫理委員会の歴史的変遷  
 3 生命倫理委員会の制度化
 4 まとめ

第二章 日本の生命倫理委員会 
 1 生命倫理委員会の歴史的変遷 
 2 生命倫理委員会の制度化 
 3 まとめ

第三章 日米の比較分析
 1 日米の生命倫理委員会の共通点 
 2 日米の生命倫理委員会の相違点 
 3 日米の事例比較分析に向けて 
 4 まとめ  

Ⅱ 日米事例研究

第四章 国家委員会における 「ベルモント・レポート」 
 1 前期ベルモントの審議  
 2 後期ベルモントの審議  
 3 ベルモント・レポートの作成  
 4 規制倫理学と重なり合う合意  
 5 まとめ  

第五章 大統領委員会と遺伝子治療 
 1 大統領委員会の設置  
 2 遺伝子治療の歴史  
 3 規制倫理学と妥協モデル  
 4 大統領委員会と規制科学  
 5 まとめ

第六章 厚生科学会議と遺伝子治療
 1 遺伝子治療の成立  
 2 遺伝子治療の審査  
 3 規制倫理学と妥協モデル  
 4 厚生科学会議と規制科学  
 5 まとめ  

第七章 科学技術会議 「生命倫理委員会」 における基本原則 
 1 科学技術会議 「生命倫理委員会」  
 2 基本原則の成立  
 3 規制倫理学と重複合意モデル  
 4 まとめ  

第八章 日米における事例比較分析
 1 ベルモント・レポートと基本原則の事例比較  
 2 日米の遺伝子治療の事例比較  
 3 日米における事例比較分析  
 4 まとめ  

終 章 生命倫理委員会の展望
 1 研究結果の解釈と課題  
 2 日本の生命倫理委員会への展望  
 3 まとめ  
 

あとがき
用語解説  
付録 日米の生命倫理委員会一覧  
文献一覧  
欧文目次  
事項索引  
人名索引

このページのトップへ