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認知症と民法 [公私で支える高齢者の地域生活] 新刊

認知症と民法

認知症の人を地域で支援するため、民法の視点から現場の悩みを汲み取り実践的取組みに寄り添う形で問題解決を図る。

著者、編者、訳者など 小賀野 晶一
成本 迅
藤田 卓仙
ジャンル 法律
福祉・医療
ISBN 978-4-326-44974-3
出版年月 2018年11月
判型・ページ数 A5判・296ページ
定価 本体3,200円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

能力の低下した人、不安を感じる人を地域で弾力的に支援する法的条件は何か。能力低下の程度を時系列で捉え、そこで生起する具体的事例について民法の視点から諸問題を提示し、現場で支援・援助に従事する人々の悩みを汲み取り、実践的取組みに寄り添う形で理論と実務の双方から高齢社会の問題の解決を図る。

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目次

推薦のことば
はしがき

序章 臨床医療の実際─独居で身寄りのない80代女性(ケーススタディ)

地域で暮らす認知症の人たち
 事例 独居で認知症を発症した80代女性

第1章 何が問題か─民法の課題を探る
 1 はじめに
 2 合理人の生活の自由の保障─近代法の3原則
 3 消費生活における支援─生活支援の諸相①
 4 成年後見による支援─生活支援の諸相②
 5 民法の課題─地域生活の安心・安全の保障
 6 おわりに

第2章 消費者はどのように保護されているか
 1 消費者被害の実態と法的救済
 2 消費者保護の取組み

第3章 成年後見実務と制度改善の提案
 1 成年後見制度の仕組み
 2 成年後見の実務
 3 障害者権利条約と成年後見
 4 成年後見制度利用促進計画の意義
 5 身上監護アプローチとはどのようなものか

第4章 高齢者の医療はどのように確保されているか
 1 医療の法制度
 2 高齢者の医療事故
 3 歯科医療における紛争の実際
 4 医師の注意義務,看護師の注意義務
 5 終末期医療における法的課題

第5章 高齢者の生活はどのように確保されているか
 1 高齢者と社会福祉サービス
 2 日常生活自立支援事業を取り巻く現状と課題─誰もが共に地域生活で暮らせる条件づくりのために
 3 経済的に困っている人はどのように救済されるか―私的扶養と公的扶助
 4 高齢社会とマンション

第6章 海外の取組みから学ぶこと
 1 ヨーロッパ・アメリカにおける成年後見制度
 2 中国における成年後見制度

第7章 高齢社会と個人情報保護制度
 1 はじめに
 2 民法その他の法制度との関係からみた個人情報保護制度
 3 個人情報保護法制の概要
 4 高齢者支援における運用の現状と課題
 5 おわりに

第8章 意思決定サポートシステムの構想
 1 はじめに
 2 医療における同意能力評価と意思決定支援
 3 契約における意思決定サポートのあり方
 4 高齢者の支援制度と意思決定支援
 5 意思決定サポートシステムの構想
 6 おわりに

事項索引
執筆者紹介

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