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社会制作の方法 [けいそうブックス] 新刊

社会は社会を創る、でもいかにして?

社会制作の方法

「社会秩序はいかにして可能か」をめぐるhowの問いとwhatの問い。この社会学の根本をめぐる問題をあらためて問い直す。

著者、編者、訳者など 北田 暁大
ジャンル 社会・女性
ISBN 978-4-326-65415-4
出版年月 2018年11月
判型・ページ数 四六判・368ページ
定価 本体2,500円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

社会学の重要課題であった「社会秩序はいかにして可能か」という問いは二つの方向に分かれていった。秩序の成り立ちをめぐる精緻な分析はhowの問いに還元され、秩序のwhatを問う分析は他分野に委ねられた。しかし、本来はwhatとhowの切り分け難さこそが社会学の根底にある。本書は理論的な構想力からたどり着きうる秩序の条件を描き出す。

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目次

序 「社会学の根本問題」と社会問題の社会学─whatとhowのあいだ

第Ⅰ部 過去制作の方法──出来事の構築

第1章 存在忘却?──二つの構築主義をめぐって

補論 ジェンダーと構築主義

第2章 「構築されざるもの」の権利?──歴史的構築主義と実在論

第3章 構築主義と実在論の奇妙な結婚──ジョン・サール『社会的現実の構成』を読む

第4章 歴史的因果の構築──ウェーバーとポパーの歴史方法論を中心に

第Ⅱ部 倫理制作の方法──責任と自由の構築

第5章 行為の責任を創り上げる──シュッツ動機論からルーマンの道徳理論への展開

第6章 「自由な人格」の制作方法──ウェーバーによる定言命法の仮言命法化

第7章 人間本性の構築主義と文化左翼のプロジェクト──ローティとともにローティに抗う

第Ⅲ部 社会制作の方法──ルーマンをめぐって

第8章 他者論のルーマン

第9章 社会の討議──社会的装置としての熟議

第10章 社会の人権──基本的人権とは社会システムにとってなにか

あとがき

参考文献・人名索引

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