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ウィトゲンシュタイン 最後の思考

確実性と偶然性の邂逅

ウィトゲンシュタイン 最後の思考

ウィトゲンシュタインの知識の哲学。『哲学探究』以降、彼の最後の思考は実は最初の思考でもあった。最晩年期に独立した位置づけを。

著者、編者、訳者など 山田 圭一
ジャンル 哲学・思想・倫理
ISBN 978-4-326-10191-7
出版年月 2009年9月
判型・ページ数 A5判・340ページ
定価 本体3,800円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

ウィトゲンシュタインは最後にどのような課題に取り組んでいたのか。〈知識の章〉〈懐疑の章〉〈確実性の章〉〈他我の章〉の構成で、彼の最晩年期、『哲学探究』以降に独立した位置づけをあたえる試み。最後の思索の題材に選ばれたムーアの懐疑論論駁から、知識と確実性の区別、世界へ再び降り立つ主体、他人の心の不確実の解明まで。

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目次

まえがき 彷徨する哲学と哲学の咆哮

序章 ウィトゲンシュタインは最後にどのような課題に取り組んでいたのか

第1章 〈知識の章〉 ウィトゲンシュタインの知識の哲学
 第1節 ウィトゲンシュタインのムーア批判
 第2節 ウィトゲンシュタインの知識観:中期の検証概念と後期の規準の複数性
 第3節 ムーア命題と一人称感覚命題との類似点と相違点
 第4節 心理的確実性・経験的確実性・論理的確実性

第2章 〈懐疑の章〉 ウィトゲンシュタインと懐疑論
 はじめに
 第1節 ウィトゲンシュタインの対峙してきた懐疑論:前期・中期・最晩期における観念論批判
 第2節 探究の論理学:蝶番の比喩が意味するもの
 第3節 自然主義と懐疑論:ウィトゲンシュタインの自然主義は懐疑論への応答たりうるのか
 第4節 懐疑論とはどのような議論なのか
 第5節 ウィトゲンシュタインの懐疑論への応答

第3章 〈確実性の章〉 最晩期において語りえず示されるもの
 はじめに
 第1節 最晩期ウィトゲンシュタインの連続性テーゼが意味するもの:自然と規範の連続性と非連続性
 第2節 世界像の哲学
 第3節 主体の受肉

第4章 〈他我の章〉 他人の心に対する知識・懐疑・不確実性
 はじめに
 第1節 いかにして他人の心を知ることができるのか
 第2節 対称性から非対称性へ:再び心が分離する

あとがき
参照文献
参考資料
人名索引
事項索引

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