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「創作子どもポルノ」と子どもの人権

マンガ・アニメ・ゲームの性表現規制を考える

「創作子どもポルノ」と子どもの人権

実在しない子どもの性描写は「表現の自由」で押し切れるのだろうか? グローバル化時代を見据え、「子どもの人権」について考える。

著者、編者、訳者など 渡辺 真由子
ジャンル 社会・女性
法律
ISBN 978-4-326-45113-5
出版年月 2018年4月
判型・ページ数 四六判・248ページ
定価 本体2,700円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

実在しない子どもを性的に描く表現物(「創作子どもポルノ」)の規制は従来、「表現の自由」の観点から議論されてきた。だが本書は新たに「子どもの人権」の観点から検討し、日本の法規制と国際規範の議論が一致していない要因を解明する。日本の現行法の枠組みにおける、創作子どもポルノ規制の実現可能性についても検討する。

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目次

はしがき

序 章 創作子どもポルノはなぜ問題か
 1 「表現の自由」と創作子どもポルノ
 2 子どもの性被害とメディア
 3 国際社会から日本への批判
 4 研究の目的と手法

第一章 日本の法と子ども観
 1 「子ども観」とは何か
 2 法における子ども観の分析の必要性
 3 「子どもの人権」に関する国内法の子ども観
 4 先行研究との関連で見た本研究の位置付け

第二章 児童ポルノ禁止法の第二次改正に関する立法過程
 1 立法関係者の議論と分析
 2 出版業界の議論と分析
 3 弁護士会の議論と分析

第三章 性表現規制に関する判例
 1 性表現規制の系譜
 2 わいせつ表現規制をめぐる判例─「松文館事件」
 3 児童ポルノ規制をめぐる判例
 4 性的有害表現規制をめぐる判例

第四章 性表現規制に関する学説
 1 わいせつ表現規制に関する学説と分析
 2 児童ポルノ規制に関する学説と分析
 3 性的有害表現規制に関する学説と分析

第五章 国際条約の児童ポルノ規制の枠組み
 1 子どもの商業的性的搾取に関する国際条約の変遷
 2 国際条約における子どもポルノの位置付け
 3 世界会議の宣言

第六章 諸外国の児童ポルノ規制の枠組み
 1 アメリカ
 2 イギリス
 3 カナダ

終 章 日本における創作子どもポルノ規制のあり方とは
 1 リサーチ・クエスチョンへの回答
 2 人権保護の観点からのアプローチ
 3 刑法における創作子どもポルノ規制
 4 児童ポルノ禁止法における創作子どもポルノ規制

あとがき
参考文献
索 引 

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