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感情の哲学 新刊

分析哲学と現象学

感情の哲学

説明しようとした途端、客観的な概念的思考や論理の手をすり抜けていく感情。分析哲学と現象学からその謎に迫る、心の哲学の最前線。

著者、編者、訳者など 西村 清和
ジャンル 哲学・思想・倫理
ISBN 978-4-326-15452-4
出版年月 2018年4月
判型・ページ数 四六判・352ページ
定価 本体3,500円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

客観的な合理性を追求する分析哲学が個人的で現象学的な感情経験をあつかうときには、どのような問題が生じるのか。またそれはいかにして解決されうるのか。分析哲学と現象学が切り結ぶ地点に立って、あらためて感情の原理論の構築を目指す。

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目次



第一章 感情の認知理論
 1 感情の合理性
 2 感情と判断
 3 感情の選択と「世界構築」
 4 知覚と概念
 5 感情の知覚理論

第二章 命題的態度の現象学
 1 信念のパズル
 2 信念の語用論
 3 「自己中心的」な命題的態度
 4 事象と自己
 5 潜在的な〈自己についての〉思念
 6 現存在の「了解」

第三章 感情のトポグラフィー
 1 信念と判断
 2 感情と気分
 3 快と感情
 4 快楽主義と独我論

第四章 感情の義務論
 1 信念の義務論
 2 批評のルール
 3 意志の弱さ
 4 自己欺瞞
 5 心の分割
 6 感情の義務論

第五章 道徳の情操主義
 1 感情移入
 2 反-感情移入
 3 想像と推察
 4 道徳の情操主義
 5 共感の党派性

第六章 合理的利他主義と感情
 1 思慮分別
 2 非人称的判断
 3 動機と性向
 4 「大勢で演じる独我論」

第七章 芸術と感情
 1 美的快
 2 美的感情
 3 美的義務論
 4 フィクションと感情移入
 5 共感のストラテジー


あとがき

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