ヘルダー・ドルナイヒの経済システム理論 オンデマンド版
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ヘルダー・ドルナイヒはドイツ経済学の「新自由主義」の理論的支柱であったオイケンの理論体系を克服するために、複雑な非市場的領域を分析しうる新たな理論用具の開発に着手した。そのために従来経済学の対象外とされた政治や社会といった諸領域をも考察の対象として含めていった。ここに「非市場経済学」として結実していくことになる非市場システムの経済分析が生まれた。 本書は、ダウンズやブキャナンにならぶ、この分野の草分け的存在であるヘルダー・ドルナイヒの経済システム理論のもつ今日的意味を明らかにするとともに、彼の業績を紹介する。(2001年2月第1版第1刷発行)
序章 Ph.ヘルダー・ドルナイヒとシステム理論
第1章 経済システム理論の全体構想
第2章 経済システム理論の基礎
第3章 二元的秩序理論から多元的システム理論へ
第4章 秩序政策から社会的秩序政策へ
第5章 東欧革命とシステム改革
第6章 社会国家と合理性の罠
第7章 医療保障制度と構造改革
第8章 団体民主制と新しい社会問題
第9章 家族政策と社会的秩序政策
第10章 介護保証と社会的秩序政策
第11章 思考の経済学
附録 Ph.ヘルダー・ドルナイヒの略歴ならびに主要文献リスト
参考文献
索引
第1章 経済システム理論の全体構想
第2章 経済システム理論の基礎
第3章 二元的秩序理論から多元的システム理論へ
第4章 秩序政策から社会的秩序政策へ
第5章 東欧革命とシステム改革
第6章 社会国家と合理性の罠
第7章 医療保障制度と構造改革
第8章 団体民主制と新しい社会問題
第9章 家族政策と社会的秩序政策
第10章 介護保証と社会的秩序政策
第11章 思考の経済学
附録 Ph.ヘルダー・ドルナイヒの略歴ならびに主要文献リスト
参考文献
索引