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教育と政治/戦後教育を読みなおす オンデマンド版 [オンデマンド出版]

教育と政治/戦後教育を読みなおす オンデマンド版
著者、編者、訳者など 森田 尚人 編著
森田 伸子 編著
今井 康雄 編著
ジャンル 教育・心理
ISBN 978-4-326-98279-0
出版年月 2017年9月
判型・ページ数 A5判・304ページ
定価 本体4,200円+税
在庫 オンデマンド制作
 

内容説明

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教育が保革対立の主戦場となった特殊日本の戦後の枠組の中で、教育と政治の関連を新たな分析視点(ミクロで遍在する権力の一形態としての教育活動)から捉え、戦後教育史を通観する。(2003年9月第1版第1刷発行)

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目次



第I部 排除される政治・持続する政治

第1章 戦後日本の知識人と平和をめぐる教育政治──「戦後教育学」の成立と日教組運動[森田尚人]
 はじめに/戦後政治の対立軸としての教育問題
 1 冷戦イデオロギーと平和問題談話会
 2 平和をめぐる教育政治
 3 戦後教育学のプロトタイプ

第2章 戦後日本における少女という主体──『ひわまり』(一九四七~一九五二)の政治世界をめぐって[森田伸子]
 1 敗戦・純白の未来・少女性
 2 戦後啓蒙派の諸潮流と『ひまわり』
 3 中原淳一における戦前と戦後
 4 『ひまわり』の政治世界
 5 戦後キリスト教と『ひまわり』
 6 少女の系譜と「美しい心」
 むすびにかえて/『ひまわり』の廃刊と「美しい心」の行方

第3章 戦後教育における教師の権力性批判の系譜[小玉重夫]
 はじめに
 1 社会的なるものの勃興と教育の脱政治化
 2 埼玉教育塾における教師の権力性批判
 3 政治的コーディネーターとしての教師

第II部 「よき教育」の政治学

第4章 戦後保育・幼児教育政策の歩みを見なおす──幼保二元行政システムのもたらしたもの[鳥光美緒子]
 はじめに
 1 戦後改革と幼保の二元行政システム
 2 〈保育所の幼稚園化〉と〈幼稚園の保育所化〉
 3 四六答申と文部省の一元化構想の挫折
 4 高度成長期の保育所政策と革新自治体の貢献
 5 転換期/「コスト」という圧力の中で
 6 規制緩和、地方分権、行政改革の圧力の中で/保育システムの再編成
 おわりに

第5章 楽しい授業・学校論の系譜学──子ども中心主義的な教育理念のアイロニー[松下良平]
 1 楽しい授業・学校論を問い直す
 2 授業や学校になぜ「楽しさ」が必要とされるようになったのか
 3 異質な楽しさの大同団結──ボタンの最初の掛け違い
 4 楽しさが要求される新たな背景
 5 楽しい授業・学校論の限界

第6章 戦後大学の「教育」化──遅れてやってきた近代化[松浦良充]
 1 「教育」史として読みなおす戦後大学史
 2 戦前の旧制大学と「教育」
 3 『新制大学への道』
 4 『アメリカ教育使節団報告書』
 5 上原專祿の大学論
 6 大学における「教育」化はなぜ遅れたのか
 むすび/ユニバーサル時代の大学「教育」

第III部 深層の政治

第7章 メディアとしての「国語」──西尾・時枝論争を読みなおす[今井康雄]
 1 西尾・時枝論争と戦後の国語教育論
 2 論争の不可解さ(1)──争点をめぐって
 3 逆転の構図
 4 論争の不可解さ(2)──評価と位置づけをめぐって
 5 言語と文学と「主体」
 6 思考の強制
 7 メディアとしての「国語」

第8章 記憶空間の戦後と教育──広島平和記念公園について[山名淳]
 1 問題の所在
 2 空間的モニュメント性の創出
 3 祈念、記憶、慰霊──平和公園の層的構造
 4 空間的次元におけるヒロシマのプロット
 5 記憶の風化と永遠化
 6 記憶空間のアポリアと「記憶空間の教育学」──まとめにかえて

第9章 ポップ感覚から浮遊感覚へ──システムに響く不協和音[田中智志]
 1 ポスト戦後のサブカルチャーから
 2 欠如感覚からポップ感覚へ
 3 ポップ感覚から浮遊感覚へ
 4 システムに響く不協和音
 5 生身のポリティクスへ

あとがき

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