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新版 ローマ法案内 新刊

現代の法律家のために

新版 ローマ法案内

歴史学を基礎として、著者は近代法の淵源ローマ法の「姿」を彫りだす。初版を大幅に書き換え、木庭入門的教科書ついに新版へ。

著者、編者、訳者など 木庭 顕
ジャンル 法律
ISBN 978-4-326-40342-4
出版年月 2017年10月
判型・ページ数 A5判・232ページ
定価 本体3,400円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

今日の法律学の土台をなすローマ法も、歴史的時間のなかで常に新しいローマ法像を獲得してきた。現在、大きな変化が要請されていると認識する著者は、法のみならず政治やデモクラシー、文学や哲学、信用や労働等の認識の再点検を行って、新しいローマ法像へと向かう扉を開く。法学に留まらず、現代社会を捉え直すために必須の教養書。

正誤表(PDF)

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目次

はしがき



第1章 歴史的前提
 1-0
 1-1 政治
 1-2 都市と領域
 1-3 ローマにおける政治の成立
 1-4 ローマの政治制度、その骨格
 1-5 裁判ないし刑事司法制度
 1-6 都市の実現
 1-7 領域の組織

第2章 民事法の原点
 2-0
 2-1 デモクラシーの原理
 2-2 ローマのデモクラシー
 2-3 占有
 2-4 民事訴訟
 2-5 取得時効
 2-6 消費貸借
 2-7 地役権、相隣関係、不法行為
 2-8 財産の金銭評価
 2-9 身分法

第3章 契約法の基本原則
 3-0
 3-1 助走
 3-2 契約法を生み出した社会
 3-3 契約法の骨格
 3-4 売買
 3-5 委任
 3-6 組合
 3-7 寄託、銀行
 3-8 bonorum possessio
 3-9 嫁資(dos)、ususfructus、fiducia、そしてusucapioの付加的要件
 3-10 自由人の労働

第4章 所有権概念の登場とその帰結
 4-0
 4-1 新しい現実
 4-2 占有概念の転換
 4-3 領域上の占有を売買する
 4-4 契約責任の変貌
 4-5 不法行為法の変化
 4-6 意思voluntas
 4-7 民事訴訟の変容
 4-8 争点決定litis contestatio
 4-9 刑事訴訟の新展開
 4-10 犯罪の新しい概念

第5章 所有権に基づく信用の諸形態
 5-0
 5-1 locatio conductio
 5-2 質権
 5-3 債権信用
 5-4 condictio周辺の新動向
 5-5 保証
 5-6 特有財産 peculium
 5-7 身分法の変容

補遺

索引

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