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欧州医療制度改革から何を学ぶか 新刊

超高齢社会日本への示唆

欧州医療制度改革から何を学ぶか

医療支出目標、計画的医師配置等、各種制度改革はどのような効果があったのか。ヨーロッパの経験から我が国の採るべき途を探る。

著者、編者、訳者など 松田 晋哉
ジャンル 福祉・医療
ISBN 978-4-326-70100-1
出版年月 2017年10月
判型・ページ数 A5判・328ページ
定価 本体3,200円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

少子高齢化と経済の低迷による医療制度の持続可能性不安。この状況は1980年代以降、ヨーロッパ諸国が日本に先んじて経験したことであり、これまで種々の対策が行われてきた。本書は、欧州4か国(英仏蘭独)における医療制度改革の概要を俯瞰、そのエッセンスから日本の医療制度の課題を論考、解決策を提示するものである。

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目次

はじめに

第Ⅰ部 ヨーロッパの医療制度の概要

第1章 イギリスの医療制度
 はじめに
 1 医療保障制度
 2 医療提供体制
 まとめ

第2章 フランスの医療制度
 はじめに
 1 医療保障制度
 2 医療提供体制
 まとめ

補論 フランスの自由開業医療職について
 はじめに
 1 フランスの自由開業セクターの原則
 2 フランスの自由開業コメディカル
 3 近年の動向
 まとめ

第3章 オランダの医療制度
 はじめに
 1 医療保障制度
 2 医療提供体制
 まとめ

第4章 ドイツの医療制度
 はじめに
 1 医療保障制度
 2 医療提供体制
 まとめ

第5章 ヨーロッパにおける近年の医療制度改革の概要
 1 外来医療
 2 入院医療の適正化
 3 医療技術・医薬品政策
 4 医療職の適正配置
 5 医療費の適正化
 6 代替政策
 7 質の保証
 8 改革理念としての第三の道
 9 社会実験

補論 ヨーロッパにおけるコミュニティケアについて
 はじめに
 1 コミュニティとは
 2 第二次世界大戦後のヨーロッパにおける移民問題
 3 ヨーロッパにおける多文化主義の行きづまりと新自由主義的思考の広がり
まとめ

第Ⅱ部 日本への示唆

第1章 日本の医療制度の概要
 1 財政方式
 2 診療報酬
 3 医療提供体制
 4 保険者機能

第2章 今後日本でも検討されるべき対策
 1 コントロールされた代替政策(substitution)
 2 民間活力の活用
 3 患者のエンパワーメント(Self care,Self medication)
 4 プライマリケアの充実
 5 予防を重視した制度設計
 6 医療職の偏在対策
 7 質の保証
 8 医療政策推進のための基盤づくり─シンクタンク及び審議会の在り方
 9 公的保険の給付範囲の見直し
 10 人口構造の変化に対応した社会保障制度の再構築
 11 改革の基盤としての情報化,そして理念

付録
 1990年代から2010年代のヨーロッパ諸国における政治状況
 主な統計資料

おわりに
事項索引
人名索引

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