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集合論による社会的カテゴリー論の展開

ブール代数と質的比較分析の応用

集合論による社会的カテゴリー論の展開

質的なカテゴリーの分析に、論理と集合に数学的モデルであるブール代数を用いる。質的研究のより体系化・基準化された記述のために。

著者、編者、訳者など 石田 淳
ジャンル 社会・女性
ISBN 978-4-326-60297-1
出版年月 2017年8月
判型・ページ数 A5判・180ページ
定価 本体3,500円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

本書は、論理・集合演算の抽象代数モデルであるブール代数を、社会的カテゴリーの分析に応用する。そのために、論理と集合の基礎を解説した上で、ブール代数を丁寧にわかりやすく導入する。そして、社会的カテゴリー論を集合論によって再構築し、「日本人」カテゴリーを実際に人びとがどのように認知しているのかを分析する。

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目次

まえがき

第1章 論理
 1.1 論理とは何か
 1.2 命題
 1.3 基本的な論理演算
 1.4 条件法と双条件法
 1.5 恒真命題と恒偽命題
 1.6 論理的含意と論理的同値
 1.7 推論と証明

第2章 集合
 2.1 集合の基本
 2.2 集合間の演算
 2.3 命題関数と集合
 2.4 関係
 2.5 関数
 2.6 部分集合関係についての補題

第3章 ブール代数
 3.1 代数系
 3.2 ブール代数の公理
 3.3 ブール代数の特性
 3.4 ブール代数における順序
 3.5 2元ブール代数
 3.6 ブール関数
 3.7 ブール関数の簡単化

第4章 質的比較分析(QCA)
 4.1 はじめに
 4.2 ブール代数を用いた質的比較分析法(csQCA)
 4.3 質的比較分析の方法論的発展
 4.4 応用例
 4.5 QCAのさらなる応用可能性

第5章 社会的カテゴリー論
 5.1 Sacksの成員カテゴリー化装置
 5.2 社会的カテゴリー基礎論
 5.3 社会的カテゴリーによる個人の特徴付け
 5.4 社会的カテゴリーのブール代数モデル

第6章 日本人の条件
 6.1 目的
 6.2 社会的カテゴリーとしての「日本人」
 6.3 方法
 6.4 統合イメージの分析
 6.5 ナショナル・アイデンティティの背後にある意識
 6.6 個人イメージの分析
 6.7 結論

第7章 ファジィ集合質的比較分析(fsQCA)による概念再構成
 7.1 目的
 7.2 ファジィ集合論
 7.3 ファジィセット質的比較分析
 7.4 fsQCAによる人間開発指数の再構成
 7.5 分析結果とHDIの再構成
 7.6 まとめ

あとがき
文献一覧
索引

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