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『ロボット法』刊行記念フェア「ロボット・AIと生きる世界を考える」
2018.02.02
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2017.04.24
最新判例にみるインターネット上のプライバシー・個人情報保護の理論と実務 (紙版)
- 形式・仕様:
- 紙版 電子版
この書き込みはセーフかアウトか。実際に問題となる事例と多数の最新裁判例をもとに、実務上のメルクマールを示すシリーズ第2弾。
著者 | 松尾 剛行 著 |
---|---|
ジャンル | 法律 |
シリーズ | シリーズ法律 > 勁草法律実務シリーズ |
出版年月 | 2017年7月 |
ISBN | 978-4-326-40338-7 |
判型・ページ数 | A5・384ページ |
定価 | 4,070円(税込) |
在庫 | 在庫あり |
2008年以降のインターネット上のプライバシーおよびプライバシー侵害類型としての個人情報保護問題に関する膨大な裁判例を収集・分類・分析したうえで、実務での判断基準、メディア媒体毎の特徴、法律上の要件、紛争類型毎の相違等を、想定事例に落とし込んで、わかりやすく解説する。「名誉毀損」に続く好評シリーズ第2弾!
【電子書籍あり】
紀伊國屋書店 Kindle
【電子書籍あり】
紀伊國屋書店 Kindle
はしがき
はじめに
1 インターネットの普及によりプライバシー法理論は変容したか
2 インターネットの特徴毎の留意点
3 本書の構成
第1編 総論
序章 はじめに
第1章 インターネット上のプライバシー侵害の見取り図
1 相談事例
2 問題点
第2章 プライバシー法の概要
1 はじめに
2 プライバシーとは何か
3 プライバシー法の基本構造
4 刑事法によるプライバシーの保護
第3章 サービス毎の特徴
1 はじめに
2 ウェブサイト
3 ブログ
4 User Generated Contents(UGC)
5 メール
6 SNS
7 リンク・転載
8 インフラ化
第4章 インターネット上のプライバシー侵害に関する手続法概観
1 はじめに
2 プロ責法
3 削除請求
4 開示請求・ログ保存請求
5 損害賠償請求等
6 プロバイダの責任
7 刑事告訴
第5章 関連する諸権利・諸法令
1 はじめに
2 名誉毀損・侮辱
3 肖像権・パブリシティ権
4 氏名権・アイデンティティ権
5 平穏生活権
6 守秘義務・秘密保持義務
7 成長発達権
8 相隣関係
9 その他
第6章 個人情報保護法の概要
1 はじめに
2 キー概念
3 取得に関する規律
4 管理に関する規律
5 利活用に関する規律
6 まとめ
第7章 国際的プライバシー侵害
1 はじめに
2 裁判管轄
3 準拠法
第8章 本書が扱わないプライバシー
1 はじめに
2 刑事捜査法
3 防犯カメラ・監視カメラ
4 不法侵入
5 のぞき
6 その他
第2編 理論編
序章 はじめに
PART 1 基本的問題
第1章 摘示内容の特定
1 はじめに
2 一般読者基準
3 複数の文章の関係
第2章 プライバシー侵害の要件論
1 はじめに
2 要件論
3 3要件の相互関係
4 違法性判断
第3章 私事性
1 はじめに
2 公的な事実と私事性
3 私生活上の事柄らしく受け取られる事柄
4 推測・論評・モデル小説
第4章 秘匿性
1 はじめに
2 秘匿性要件の一般論
3 秘匿性要件の具体的判断
第5章 非公知性
1 はじめに
2 公開を理由にプライバシー侵害を否定した事例
3 (一定の)公開がされていてもプライバシー侵害を肯定した事例
4 場面毎の判断
第6章 公開以外の形態
1 はじめに
2 特定人への開示
3 プライバシー情報の閲覧・収集・入手(私生活への侵入)
4 情報の管理
第7章 違法性
1 はじめに
2 比較衡量と受忍限度の関係
3 利益衡量論
4 受忍限度論
5 その他の違法性阻却事由
PART 2 個別的問題
第8章 対象者とその同定
1 はじめに
2 対象者の同定
3 対象者と関係のある第三者に関する情報とプライバシー
4 組織関係
5 死者のプライバシー
6 子ども・成年被後見人等
第9章 行為者に関する問題
1 はじめに
2 行為者の特定
3 複数人の行為者がいる場合
4 行為者が組織関係者の場合
第10章 類型別の検討
1 はじめに
2 何をプライバシー侵害と主張するか
3 家庭に関する問題
4 性生活・性的業務等に関する事項
5 病気・障害に関する事項
6 政治・宗教等に関する事項
7 犯罪・前科
8 氏名・住所・電話番号
9 外貌・身体的特徴等
10 職業
11 その他私生活
第11章 インターネット特有の問題
1 はじめに
2 リンク・転載等に関する問題
3 第三者によるインターネット上の投稿
4 対象者自身による公開
5 なりすまし
6 その他
第12章 忘れられる権利
1 はじめに
2 忘れられる権利概観
3 犯罪歴・前科とプライバシーに関する裁判所の立場
4 プライバシー侵害に基づく差止め及び削除請求権
5 最高裁決定以前の裁判例の動き
6 最高裁決定
7 試論的評釈
第13章 プライバシーと民事裁判
1 はじめに
2 裁判手続の公開
3 裁判文書・陳述とプライバシー
4 裁判文書のアップロード
5 民事証拠法
第14章 救済
1 はじめに
2 損害賠償
3 謝罪等
第15章 インターネット上の個人情報保護
1 個人情報保護法違反とプライバシー侵害の関係
2 個人情報保護法に関する裁判例
3 個人情報の不正取得・流出・漏洩
第3編 実務編
1 基本的な対応方法
2 本編の構成
3 行為者(A)に対するアドバイス
4 対象者(B)に対するアドバイス
CASE 2 講師を揶揄・批判する投稿をした事案
1 問題の所在
2 実務上の判断のポイント
3 行為者(A)に対するアドバイス
4 対象者(B)に対するアドバイス
CASE 3 メッセージを転送・公開した事案
1 問題の所在
2 実務上の判断のポイント
3 行為者(A)に対するアドバイス
4 対象者(B)に対するアドバイス
CASE 4 コンプライアンス違反通報事案
1 問題の所在
2 実務上の判断のポイント
3 行為者(A)に対するアドバイス
4 対象者(B)に対するアドバイス
CASE 5 インターネット上の風景画像の提供事案
1 問題の所在
2 実務上の判断のポイント
3 行為者(A)に対するアドバイス
4 対象者(B)に対するアドバイス
CASE 6 店長による防犯カメラ画像アップロード命令事案
1 問題の所在
2 実務上の判断のポイント
3 行為者(A)に対するアドバイス
4 対象者(B)に対するアドバイス
CASE 7 LGBTパレード事案
1 問題の所在
2 実務上の判断のポイント
3 行為者(A)に対するアドバイス
4 対象者(B)に対するアドバイス
CASE 8 裁判文書アップロード事案
1 問題の所在
2 実務上の判断のポイント
3 行為者(A)に対するアドバイス
4 対象者(B)に対するアドバイス
CASE 9 実名公表事案
1 問題の所在
2 実務上の判断のポイント
3 行為者(A)に対するアドバイス
4 対象者(B)に対するアドバイス
CASE 10 忘れられる権利事案
1 問題の所在
2 最高裁決定
3 本件への当てはめ
4 行為者(A)に対するアドバイス
5 対象者(B)に対するアドバイス
おわりに
判例索引
事項索引
はじめに
1 インターネットの普及によりプライバシー法理論は変容したか
2 インターネットの特徴毎の留意点
3 本書の構成
第1編 総論
序章 はじめに
第1章 インターネット上のプライバシー侵害の見取り図
1 相談事例
2 問題点
第2章 プライバシー法の概要
1 はじめに
2 プライバシーとは何か
3 プライバシー法の基本構造
4 刑事法によるプライバシーの保護
第3章 サービス毎の特徴
1 はじめに
2 ウェブサイト
3 ブログ
4 User Generated Contents(UGC)
5 メール
6 SNS
7 リンク・転載
8 インフラ化
第4章 インターネット上のプライバシー侵害に関する手続法概観
1 はじめに
2 プロ責法
3 削除請求
4 開示請求・ログ保存請求
5 損害賠償請求等
6 プロバイダの責任
7 刑事告訴
第5章 関連する諸権利・諸法令
1 はじめに
2 名誉毀損・侮辱
3 肖像権・パブリシティ権
4 氏名権・アイデンティティ権
5 平穏生活権
6 守秘義務・秘密保持義務
7 成長発達権
8 相隣関係
9 その他
第6章 個人情報保護法の概要
1 はじめに
2 キー概念
3 取得に関する規律
4 管理に関する規律
5 利活用に関する規律
6 まとめ
第7章 国際的プライバシー侵害
1 はじめに
2 裁判管轄
3 準拠法
第8章 本書が扱わないプライバシー
1 はじめに
2 刑事捜査法
3 防犯カメラ・監視カメラ
4 不法侵入
5 のぞき
6 その他
第2編 理論編
序章 はじめに
PART 1 基本的問題
第1章 摘示内容の特定
1 はじめに
2 一般読者基準
3 複数の文章の関係
第2章 プライバシー侵害の要件論
1 はじめに
2 要件論
3 3要件の相互関係
4 違法性判断
第3章 私事性
1 はじめに
2 公的な事実と私事性
3 私生活上の事柄らしく受け取られる事柄
4 推測・論評・モデル小説
第4章 秘匿性
1 はじめに
2 秘匿性要件の一般論
3 秘匿性要件の具体的判断
第5章 非公知性
1 はじめに
2 公開を理由にプライバシー侵害を否定した事例
3 (一定の)公開がされていてもプライバシー侵害を肯定した事例
4 場面毎の判断
第6章 公開以外の形態
1 はじめに
2 特定人への開示
3 プライバシー情報の閲覧・収集・入手(私生活への侵入)
4 情報の管理
第7章 違法性
1 はじめに
2 比較衡量と受忍限度の関係
3 利益衡量論
4 受忍限度論
5 その他の違法性阻却事由
PART 2 個別的問題
第8章 対象者とその同定
1 はじめに
2 対象者の同定
3 対象者と関係のある第三者に関する情報とプライバシー
4 組織関係
5 死者のプライバシー
6 子ども・成年被後見人等
第9章 行為者に関する問題
1 はじめに
2 行為者の特定
3 複数人の行為者がいる場合
4 行為者が組織関係者の場合
第10章 類型別の検討
1 はじめに
2 何をプライバシー侵害と主張するか
3 家庭に関する問題
4 性生活・性的業務等に関する事項
5 病気・障害に関する事項
6 政治・宗教等に関する事項
7 犯罪・前科
8 氏名・住所・電話番号
9 外貌・身体的特徴等
10 職業
11 その他私生活
第11章 インターネット特有の問題
1 はじめに
2 リンク・転載等に関する問題
3 第三者によるインターネット上の投稿
4 対象者自身による公開
5 なりすまし
6 その他
第12章 忘れられる権利
1 はじめに
2 忘れられる権利概観
3 犯罪歴・前科とプライバシーに関する裁判所の立場
4 プライバシー侵害に基づく差止め及び削除請求権
5 最高裁決定以前の裁判例の動き
6 最高裁決定
7 試論的評釈
第13章 プライバシーと民事裁判
1 はじめに
2 裁判手続の公開
3 裁判文書・陳述とプライバシー
4 裁判文書のアップロード
5 民事証拠法
第14章 救済
1 はじめに
2 損害賠償
3 謝罪等
第15章 インターネット上の個人情報保護
1 個人情報保護法違反とプライバシー侵害の関係
2 個人情報保護法に関する裁判例
3 個人情報の不正取得・流出・漏洩
第3編 実務編
1 基本的な対応方法
2 本編の構成
3 行為者(A)に対するアドバイス
4 対象者(B)に対するアドバイス
CASE 2 講師を揶揄・批判する投稿をした事案
1 問題の所在
2 実務上の判断のポイント
3 行為者(A)に対するアドバイス
4 対象者(B)に対するアドバイス
CASE 3 メッセージを転送・公開した事案
1 問題の所在
2 実務上の判断のポイント
3 行為者(A)に対するアドバイス
4 対象者(B)に対するアドバイス
CASE 4 コンプライアンス違反通報事案
1 問題の所在
2 実務上の判断のポイント
3 行為者(A)に対するアドバイス
4 対象者(B)に対するアドバイス
CASE 5 インターネット上の風景画像の提供事案
1 問題の所在
2 実務上の判断のポイント
3 行為者(A)に対するアドバイス
4 対象者(B)に対するアドバイス
CASE 6 店長による防犯カメラ画像アップロード命令事案
1 問題の所在
2 実務上の判断のポイント
3 行為者(A)に対するアドバイス
4 対象者(B)に対するアドバイス
CASE 7 LGBTパレード事案
1 問題の所在
2 実務上の判断のポイント
3 行為者(A)に対するアドバイス
4 対象者(B)に対するアドバイス
CASE 8 裁判文書アップロード事案
1 問題の所在
2 実務上の判断のポイント
3 行為者(A)に対するアドバイス
4 対象者(B)に対するアドバイス
CASE 9 実名公表事案
1 問題の所在
2 実務上の判断のポイント
3 行為者(A)に対するアドバイス
4 対象者(B)に対するアドバイス
CASE 10 忘れられる権利事案
1 問題の所在
2 最高裁決定
3 本件への当てはめ
4 行為者(A)に対するアドバイス
5 対象者(B)に対するアドバイス
おわりに
判例索引
事項索引
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