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現代子ども文化考

「子ども」に寄り添って

現代子ども文化考

大戦中に少年期を迎え戦中戦後の価値観の変転を目の当りにした著者が、その体験と酷似する現況下で改めて「子ども文化」を解読する。

著者、編者、訳者など 山中 恒
ジャンル 文学・芸術・ノンフィクション
ISBN 978-4-326-95053-9
出版年月 2017年3月
判型・ページ数 四六判・256ページ
定価 本体2,200円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

教育改革の名の下、ついに道徳が教科化された。子どもたちの豊かな感受性やエネルギッシュな行動力を時の政府の思惑で画一化しようとする。子どもは我々の近い将来を担うものだけに、権力はきわめて有効なアイテムとして使おうとする。しかし、我々の子や孫たちの将来は平和であってほしい、どれほど巧みな世論指導がなされようとも。

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目次

「まえがき」にかえて 私の「子ども文化」へのかかわり

Ⅰ 子ども文化
 絵本をめぐって
 武侠小説・少年講談
 3・11からの一年
 またぞろ絵本をめぐって
 集団登校を止めたら?
 子どもの貧困問題
 課題図書の季節
 また八月が
 イジメの問題
 つめこみ丸暗記教育
 クリスマス・クリスチャン
 成長・自立・共闘
 子どもの名前
 消えた子どもの遊び
 体罰による効果とは
 元気な女の子よ
 小学一年生の思い出
 父の日
 親と子
 紙の弾丸
 戦争認識
 学齢前学習
 巧みなウソ
 子どもの替え歌
 国体原理主義のしつけ
 続・国体原理主義のしつけ
 新しい教科書
 疑惑・多数のえん罪
 入学式をめぐる???
 再び子どもの貧困問題
 差別感覚の根源
 育て方育ち方の彼方
 児童文学気息奄々
 靖国の子
 十二月八日の少国民
 小説を書こう
 幽霊屋敷のトイレ
 父を殺す
 不良少年
 子ども文化の現代史
 子を頌う
 またまたイジメ問題
 太郎よ花子よ
 強烈な漫画「親なるもの 断崖」
 戦時下少国民は明るかったか?
 靖国に祀られた少国民たち
 長谷川集平の近作
 松戸市自主夜間中学校

Ⅱ 健全の基準とは
   ――「東京都青少年の健全な育成に関する条例」と「児童読物改善ニ関スル指示要綱」
 戦前にもあった言論出版の自由とは
 俗悪児童書の取締り
 俗悪漫画本退治から拡大解釈
 憶測を法制化した都条例
 最後のターゲットは何か

Ⅲ 課題図書の存立構造

あとがき

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