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地方創生の総合政策論

地方創生の総合政策論

「政治資本」「社会関係資本」という「経済資本」を含む「3つの資本」に着目し、より現実的な地方創生を総合政策論の立場で論じる。

著者、編者、訳者など 矢尾板 俊平
ジャンル 経済
ISBN 978-4-326-50436-7
出版年月 2017年3月
判型・ページ数 A5判・224ページ
定価 本体3,000円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

本書の目的は、「経済」、「政治」、「社会」の3つの軸から、著者自身の地域活性化の体験に基づき、その経験を理論・実証的に体系化することで、今後の「地方創生」の取り組みに向けた政策的インプリケーションを得て、具体的な「地方創生」の制度デザインを提案することである。

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目次

目次
はしがき

序章 「安倍一強時代」のはじまり
 安倍一強時代と政治環境の変化
 総合政策としての地方創生

第1部 経済政策と地方創生

第1章 ハイブリッド・アベノミクスと地方創生
 1-1 アベノミクスと日本経済
 1-2 物価と賃金
 1-3 ハイブリッド・アベノミクスと総合政策
 1-4 財政健全化への「この道」

第2章 地方創生という経済政策:ローカルアベノミクスという鎹(かすがい)
 2-1 ローカルアベノミクスの2つの「顔」
 2-2 アベノミクスの成果は地方経済に波及しているか
 2-3 地域経済の競争力の源泉
 2-4 クラスター形成と地域中核企業支援
 2-5 地域経済の競争力を高めるには
 2-6 課題は「供給制約」

第2部 人口問題,地域政策と地方創生

第3章 「地方創生」という「笛の音」
 3-1 安倍政権の「一内閣一仕事」
 3-2 マジックワードとなった「地方創生」
 3-3 ふるさと創生の「幻想」と「まち・ひと・しごと創生」
 3-4 少子化対策,「失敗のツケ」
 3-5 首都圏への一極集中の「現在地」
 3-6 地方創生の「笛の音」の先

第4章 大都市の地方(地域)創生と多核ネットワーク型生活経済圏
 4-1 工業(場)等制限法の亡霊
 4-2 大阪都構想と改革の蹉跌
 4-3 進展する都市の高齢化と移住の問題
 4-4 首都圏における都市間ネットワーク経済圏
 4-5 待機児童問題に見る自治体間連携の可能性
 4-6 衰退を招かないための大都市の地方(地域)創生

第3部 地域づくりと地方創生

第5章 幸せと満足感を育む地域づくり
 5-1 「地域活性化」と「地域の持続可能性」
 5-2 「幸せな共犯関係」から「納得を生み出す対話」へ
 5-3 「不幸せな同居関係」を強いられる地域住民と行政
 5-4 「競争」から生み出される「協創」の仕組み:松阪市を事例に
 5-5 施策に意見を反映させるための住民アンケート
 5-6 選挙だけではない「シルバー民主主義?」現象
 5-7 地域づくりは幸せづくり

第6章 地域の幸せを高めるコミュニティマネジメント
 6-1 地域づくりを支えるコミュニティ:Destination Welfare Community
 6-2 福祉ミックス論とDWC
 6-3 「3つの資本」
 6-4 人々はどのように「幸せ」と「不安」を感じているのか
 6-5 社会への不満と理不尽さと格差
 6-6 投票行動と社会参画
 6-7 地域の福祉(幸せ)を高めるマネジメント手法

結びに代えて:普遍的な価値を手にするとき
 地方創生と規制改革
 地方創生と分権改革
 Show Up, Dive in, Stay at it

参考文献
索引

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