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<思いこみ>の世界史

外交官が描く実像

<思いこみ>の世界史
著者、編者、訳者など 山口 洋一
ジャンル 政治
ISBN 978-4-326-35128-2
出版年月 2002年8月
判型・ページ数 304ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

私たちが認識している世界史像は、なんらかのバイヤスがかかっていないだろうか。例えば十字軍の遠征は宗教的使命感に燃えた高潔な騎士が聖地奪回のために命を顧みずに馳せ参じたもの、フランス革命の「自由・平等・博愛」は文明社会の基礎となる普遍的理念であるというように。著者は40年近く外交の任にあたり、各国各地域の歴史や現況に直接ふれることによってこれまでの歴史認識に一面的な思いこみによるバイヤスが強く作用していることに気づいた。その視点から見ると、いろいろな史実や国際関係が<思いこみ>で語られ、受けとめられているこ

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目次

第Ⅰ部 現代史では<思いこみ>が横行している

第一章 西洋的価値観至上主義の風潮
第ニ章 ミャンマー情勢の虚像と実像──流れはすでに変わっている──
第三章 強まるトルコ・バッシング

第Ⅱ部 歴史認識の<思いこみ>

第一章 <思いこみ>はこうして生まれる
第ニ章 十字軍をイスラム側から斬る
第三章 「オスマン・トルコ」と呼ぶ誤り

第Ⅲ部 歴史をつくる当事者の<思いこみ>

第一章 コロンブスを突き動かした二重の<思いこみ>
第二章 宗教改革──<思いこみ>が招いた大殺戮
第三章 贋使節団の派遣で栄えた清緬貿易
第四章 親日国トルコを落胆させた明治政府の傲慢
第五章 <思いこみ>が破局を招いたベトナム戦争

あとがき

<読者の声>
 今までの「常識」をまったく変えさせる本だった。
男性 17歳 学生

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