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インド民主政治の転換 [南アジア/現代への軌跡]

一党優位体制の崩壊

インド民主政治の転換
著者、編者、訳者など ラジニ・コタリ
広瀬 崇子
ジャンル 政治
ISBN 978-4-326-35117-6
出版年月 1999年1月
判型・ページ数 272ページ
定価 本体2,700円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

インドにおいては欧米の民主主義理論が普遍性を持つと考えられていたが,インドには独自の民主主義の発達のしかたがあることを理論的に提示した著者の代表的論文集。

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目次

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第1章 インドに
目次

第1章 インドにおける「コングレス・システム」

  インドのシステムとは/構造上の特質/イデオロギーの特質/政府の役
  割/紛争への対処/ネルーの役割/カマラージ計画/基本モデル

第2章 「ガリービー・ハターオー(貧困追放)」の政治経済学

  二五年の決算/普及モデル/新しいモデルに向かって/最小限と最大限
  /雇用問題の焦点/農村の改革/地方分散型産業政策/健康と栄養/
  農村と都市の連続的発展/産業の再組織化/文化と教育/さらば消費主
  義/政治の地方分権化/戦略作成に向かって

第3章 一時代の終わり

  国民的合意の崩壊/対決の土壌/長期的傾向/ゆがみ現象/構造上の
  欠陥/新社会機構に向かって/ウエストミンスター(英国議会制民主主義
  )モデルを超えて/地方分権化/政党構築/制度化の問題/腐食

第4章 政治体制の建て直し

  インドにおける政治的変化/新しいモデルの展望/必要条件/下からの
  圧力/分権化に反対する議論/支配階級/連邦政治体制に向けて/地
  方的分散/政党制/統治機構

第5章 七〇年代を評価する

  「システム」について/崩壊/ジャナタ党つなぎ政権/基本的欠陥/経
  済モデル/教育モデル/行政モデル/文化の特徴/中央集権化/対抗
  勢力/変化の危機

第6章 一九八四年:テロ国家の出現

  インド政治概観/専制政治の三重格子/質より量の政治/犯罪化/高度
  技術化/政治の復権/デリー、1984年11月/国家テロ/テロの系譜/テ
  ロの技術/テロの自律性/テロ体制の矛盾/テロの一般化/歴史との対
  話/目撃証人としての見物人/市民行動の役割/胸の痛む質問/結論:
  国家テロの克服

第7章 穏健な国家の衰退

  新しい国家概念/多元的社会における「開発」と民主主義/インドの例
  /インド・モデル/会議派システム/前近代からの遺産/侵食と衰退/
  最下層からの挑戦/最上層からの反応/野党/制度の危機/価値の
  危機/道徳的側面

第8章 インドにおける民主主義とファシズム

  腐敗/暴力行為/抑圧/制度の崩壊/国民投票の民主主義/生き残り
  の政治/個人崇拝/ファシスト・イデオロギー/国家の侵食/新体制構築  に向かって

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