EUスタディーズ3 国家・地域・民族
EUの政策が加盟国、地域、民族にあたえる影響とその変化を、比較政治、国際政治、社会学から多面的に考察し、EU内部の多様性を示す。
[関連書] 森井裕一編 『国際関係の中の拡大EU』 (信山社)
世界の動きが少し理解出来ました。(男性 66才 農業)
第Ⅰ部 各 国
第1章 フ ラ ン ス――――――――――渡邊 啓貴
――ヨーロッパ統合への理念と政策の変遷――
1.ヨーロッパ統合の歴史とフランス
2.第二次世界大戦後のフランスの対ヨーロッパ政策
3.ヨーロッパ統合とアメリカ
4.ポスト・ドゴール時代のヨーロッパ政策
5.ミッテランのヨーロッパ政策
6.シラク時代
7.お わ り に――フランス国民の「EU意識」
第2章 ド イ ツ――――――――――森井 裕一
――対EU政策の継続性と変容――
1.は じ め に
2.ヨーロッパのなかのドイツ
3.EU政策をめぐるドイツの政策決定構造
4.メルケル政権とEU
5.ドイツにおけるEU批判と対EU政策の変容をめぐる議論
6.お わ り に
第3章 イ ギ リ ス―――――――――若松 邦弘
――地域における政治の創出――
1. は じ め に――権限委譲の位相
2.制度改革の概観
3.政党システム
4.市 民 参 画
5.政策コミュニティ
6.お わ り に――新しい政治?
第4章 北 欧 諸 国――――――――――大島 美穂
――EUのつまづきの石か,新たな発信源か――
1.は じ め に
2.スウェーデン
3.フィンランド
4.お わ り に
第5章 ポーランド――――――――――吉岡 潤
――地名表記をめぐるヨーロッパ・スタンダード対歴史――
1. は じ め に
2.オポレ/オッペルン地方の帰属の変遷
3.オポレ/オッペルン地方のドイツ系少数派
4.地名表記をめぐるヨーロッパ・スタンダードと歴史の衝突
5.少数派民族法の制定と地名論争の着地点
6.お わ り に
第6章 ス ペ イ ン――――――――――横田 正顕
――ヨーロッパ化と政府間関係の変容――
1.非対称「連邦制」
2.体制移行と自治州国家の成立
3.自治州国家体制のヨーロッパ化
4 政治的多角主義へ
第7章 イ タ リ ア――――――――――八十田 博人
――財政をめぐる内政のヨーロッパ化――
1.は じ め に
2.イタリア的「ヨーロッパ主義」の解剖
3.ヨーロッパ化への左右両派の対応
4.安定・成長協定下におけるDPEF論議――2001-2006
5.お わ り に
第8章 ベ ル ギ ー――――――――――小久保 康之
――拡大EU統合の新たな牽引者を目指して―
1.は じ め に
2.ベルギーのヨーロッパ統合政策
3.ポスト冷戦時代のベルギー外交
4.ニース欧州理事会から欧州憲法条約へ――ヴェルホフスタット首相の挑戦――
5.「ヨーロッパ合衆国」マニフェスト
6.お わ り に
第Ⅱ部 域内地域・少数者問題
第9章 下位地域協力と地域政策――――――――――?橋 和
1.は じ め に――下位地域協力の現状と問題の設定
2.EUの地域政策の進展――EUの論理
3.ミクロ地域協力――ユーロリージョンとEU:地域の論理
4.お わ り に――地域からみたEU・EUからみた地域
第10章 ヨーロッパ統合とマイノリティ――――――――――宮島 喬
1.ヨーロッパにおけるマイノリティ
2.分権化,統合とナショナル・マイノリティ
3.スコットランドとカタルーニャ
4.「東方」におけるマイノリティ問題
5.領域自治は可能か――ひとつのケース
6.EU市民権と移民マイノリティ問題
7.EUに移民政策は生まれるか
8.お わ り に――EU市民の二分化?
第Ⅲ部 EUと域外地域
第11章 ト ル コ――――――――――加納 弘勝
――EU加盟に期待するイスラム政党とマイノリティ――
1.は じ め に
2.親EU政権――エルドアーン政権の成立事情
3.公正発展党エルドアーン政権にいたる経緯――イスラム政党とクルド地域
4.EU加盟条件とトルコ社会
5.マイノリティとしてのクルドと文化的権利の容認
6.お わ り に
第12章 ア フ リ カ――――――――――小倉 充夫
――EUによる対アフリカ政策の変遷――
1.は じ め に
2.アフリカ・ヨーロッパ間協定の変遷
3.EUとの関係の変遷
4.アフリカにおける開発とEUによる援助側の責任
5.EUの課題と新たな状況
6.お わ り に
第1章 フ ラ ン ス――――――――――渡邊 啓貴
――ヨーロッパ統合への理念と政策の変遷――
1.ヨーロッパ統合の歴史とフランス
2.第二次世界大戦後のフランスの対ヨーロッパ政策
3.ヨーロッパ統合とアメリカ
4.ポスト・ドゴール時代のヨーロッパ政策
5.ミッテランのヨーロッパ政策
6.シラク時代
7.お わ り に――フランス国民の「EU意識」
第2章 ド イ ツ――――――――――森井 裕一
――対EU政策の継続性と変容――
1.は じ め に
2.ヨーロッパのなかのドイツ
3.EU政策をめぐるドイツの政策決定構造
4.メルケル政権とEU
5.ドイツにおけるEU批判と対EU政策の変容をめぐる議論
6.お わ り に
第3章 イ ギ リ ス―――――――――若松 邦弘
――地域における政治の創出――
1. は じ め に――権限委譲の位相
2.制度改革の概観
3.政党システム
4.市 民 参 画
5.政策コミュニティ
6.お わ り に――新しい政治?
第4章 北 欧 諸 国――――――――――大島 美穂
――EUのつまづきの石か,新たな発信源か――
1.は じ め に
2.スウェーデン
3.フィンランド
4.お わ り に
第5章 ポーランド――――――――――吉岡 潤
――地名表記をめぐるヨーロッパ・スタンダード対歴史――
1. は じ め に
2.オポレ/オッペルン地方の帰属の変遷
3.オポレ/オッペルン地方のドイツ系少数派
4.地名表記をめぐるヨーロッパ・スタンダードと歴史の衝突
5.少数派民族法の制定と地名論争の着地点
6.お わ り に
第6章 ス ペ イ ン――――――――――横田 正顕
――ヨーロッパ化と政府間関係の変容――
1.非対称「連邦制」
2.体制移行と自治州国家の成立
3.自治州国家体制のヨーロッパ化
4 政治的多角主義へ
第7章 イ タ リ ア――――――――――八十田 博人
――財政をめぐる内政のヨーロッパ化――
1.は じ め に
2.イタリア的「ヨーロッパ主義」の解剖
3.ヨーロッパ化への左右両派の対応
4.安定・成長協定下におけるDPEF論議――2001-2006
5.お わ り に
第8章 ベ ル ギ ー――――――――――小久保 康之
――拡大EU統合の新たな牽引者を目指して―
1.は じ め に
2.ベルギーのヨーロッパ統合政策
3.ポスト冷戦時代のベルギー外交
4.ニース欧州理事会から欧州憲法条約へ――ヴェルホフスタット首相の挑戦――
5.「ヨーロッパ合衆国」マニフェスト
6.お わ り に
第Ⅱ部 域内地域・少数者問題
第9章 下位地域協力と地域政策――――――――――?橋 和
1.は じ め に――下位地域協力の現状と問題の設定
2.EUの地域政策の進展――EUの論理
3.ミクロ地域協力――ユーロリージョンとEU:地域の論理
4.お わ り に――地域からみたEU・EUからみた地域
第10章 ヨーロッパ統合とマイノリティ――――――――――宮島 喬
1.ヨーロッパにおけるマイノリティ
2.分権化,統合とナショナル・マイノリティ
3.スコットランドとカタルーニャ
4.「東方」におけるマイノリティ問題
5.領域自治は可能か――ひとつのケース
6.EU市民権と移民マイノリティ問題
7.EUに移民政策は生まれるか
8.お わ り に――EU市民の二分化?
第Ⅲ部 EUと域外地域
第11章 ト ル コ――――――――――加納 弘勝
――EU加盟に期待するイスラム政党とマイノリティ――
1.は じ め に
2.親EU政権――エルドアーン政権の成立事情
3.公正発展党エルドアーン政権にいたる経緯――イスラム政党とクルド地域
4.EU加盟条件とトルコ社会
5.マイノリティとしてのクルドと文化的権利の容認
6.お わ り に
第12章 ア フ リ カ――――――――――小倉 充夫
――EUによる対アフリカ政策の変遷――
1.は じ め に
2.アフリカ・ヨーロッパ間協定の変遷
3.EUとの関係の変遷
4.アフリカにおける開発とEUによる援助側の責任
5.EUの課題と新たな状況
6.お わ り に