紛争の戦略
ゲーム理論のエッセンス
2005年ノーベル経済学賞受賞・シェリングの主著をついに完訳! 核戦略の意思決定の仕組みを解明する、ゲーム理論の必読文献。
著者 | トーマス・シェリング 著 河野 勝 監訳 |
---|---|
ジャンル | 政治 |
シリーズ | シリーズ政治 > ポリティカル・サイエンス・クラシックス |
出版年月 | 2008年3月 |
ISBN | 978-4-326-30161-4 |
判型・ページ数 | A5・340ページ |
定価 | 4,180円(税込) |
在庫 | 在庫あり |
本書は、ゲーム理論を用いて戦略的意思決定のさまざまな問題を解き明かした古典的名著である。核抑止、限定戦争、奇襲攻撃といったなまなましい国際政治上の問題をつきつめて分析すると同時に、交渉、コミットメント、脅し、約束など、人間社会に普遍的な問題についても、いくつもの重要な知見を提供する。
第Ⅰ部 戦略理論の要素
第1章 国際戦略という遅れた科学
第2章 交渉について
第3章 交渉、コミュニケーション、限定戦争
第Ⅱ部 ゲーム理論の再構築
第4章 相互依存的な意思決定の理論に向けて
第5章 強制、コミュニケーション、戦略的行動
第6章 ゲーム理論と実験
第Ⅲ部 ランダムな要素をともなった戦略
第7章 約束と脅しのランダム化
第8章 偶然性に委ねられた脅し
第Ⅳ部 奇襲攻撃:相互不信の研究
第9章 奇襲攻撃の相互的恐怖
第10章 奇襲攻撃と軍縮
補遺
補遺A 核兵器と限定戦争
補遺B ゲーム理論における対称性の放棄のために
補遺C 「非協力」ゲームにおける解概念の再解釈
監訳者あとがき
人名索引/事項索引
第1章 国際戦略という遅れた科学
第2章 交渉について
第3章 交渉、コミュニケーション、限定戦争
第Ⅱ部 ゲーム理論の再構築
第4章 相互依存的な意思決定の理論に向けて
第5章 強制、コミュニケーション、戦略的行動
第6章 ゲーム理論と実験
第Ⅲ部 ランダムな要素をともなった戦略
第7章 約束と脅しのランダム化
第8章 偶然性に委ねられた脅し
第Ⅳ部 奇襲攻撃:相互不信の研究
第9章 奇襲攻撃の相互的恐怖
第10章 奇襲攻撃と軍縮
補遺
補遺A 核兵器と限定戦争
補遺B ゲーム理論における対称性の放棄のために
補遺C 「非協力」ゲームにおける解概念の再解釈
監訳者あとがき
人名索引/事項索引
関連書籍
-
軍備と影響力(紙版)
定価 4,620円(税込)
-
定価 2,970円(税込)
-
自民党政権の予算編成(紙版)
定価 5,280円(税込)
-
定価 4,180円(税込)
-
定価 4,180円(税込)
-
定価 3,960円(税込)