分権時代の自治体文化政策

ハコモノづくりから総合政策評価に向けて

分権時代の自治体文化政策
著者 中川幾郎
ジャンル 社会・女性
出版年月 2001年4月
ISBN 978-4-326-30141-6
判型・ページ数 A5・168ページ
定価 2,640円(税込)
在庫 在庫あり

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「地方の時代、文化の時代」といわれながらも、自治体文化行政は、公共投資主導型の経済政策に誘導されて、基本理念も政策思考も未熟なままに、いわゆるハコモノづくりに終始してきた。他方、1999年、さまざまな欠陥を伴いながらも、地方分権の扉を開く「地方分権一括法」が成立した。ここにはじめて、これまでの国モデル需要型・他自治体事業モデル追随型の「文化行政」から、自立した「文化政策」への転換を図るべき時が到来した。本書は、文化政策をいよいよ実質化してきた分権時代における自治体の中心的な総合政策として位置づける。

はじめに

第1章 自治体文化政策の基本視点
 第1節 自治体文化行政の再点検
 第2節 「文化行政」の基本構造に関する考察
 第3節 公共文化政策をめぐる理念論的考察

第2章 自治体文化政策基本モデルと政策理念
 第1節 自治体文化政策の理論モデル形成
 第2節 市民文化の活性化とコミュニティ、NPO政策
 第3節 都市文化と自治体文化政策
 第4節 行政の文化化と自治体文化政策

第3章 文化政策と芸術文化
 第1節 文化政策と政策企画のあり方
 第2節 自治体文化政策と芸術文化
 第3節 芸術文化の公的支援と政府
 第4節 地方自治体の芸術政策革新の視点

第4章 結び

あとがき
参考文献リスト
索引

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