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星占いの文化交流史 [シリーズ言葉と社会]

星占いの文化交流史

星占いの起源と歴史を知っていますか?私たちの古代・中世イメージを覆す、科学としての占星術とそのグローバルな伝播の実際に迫る!

著者、編者、訳者など 矢野道雄
ジャンル 哲学・思想・倫理
ISBN 978-4-326-19927-3
出版年月 2004年11月
判型・ページ数 四六判・224ページ
定価 本体2,000円+税
在庫 品切れ・重版未定
 

内容説明

紀元前8世紀のバビロニアを起源とする占星術は、ギリシアを経てインド・中国へと伝播、平安時代には「宿曜道」として遠く日本にまで伝えられた。未来を予知する学問として体系化された占星術は、天文学や暦の成立とも結びついた、まさに最先端の科学であり、だからこそ世界中に伝えられたのである。占星術の歴史的な意義を見つめ、広大なスケールで文化の交流を描く。

記述が詳細にわたり難しい本であるが、後半に読み進むにつれ著者の願いが伝わり、さわやかな読後感を得た。著者は何よりも古典精読の喜びと学ぶことのすばらしさを伝えたかったのだと思う。多文化共存の理念も輝かしい。(男性 34才 医師)

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目次

はじめに

第一章 バビロニアから日本まで
 1 西安の夏
 2 ユーラシアの舞台
 3 東寺の火羅図

第二章 占星術のはじまり
 1 創造神話
 2 観測記録
 3 ホロスコープ占星術の誕生

第三章 ヘレニズムの占星術
 1 宇宙論と占星術
 2 ヘレニズムという時代
 3 同心天球と曜日の順序
 4 エジプトの役割
 5 『テトラビブロス』
 6 エジプトの占星術

第四章 地中海からインドへ
 1 海上交通の発達
 2 インドの惑星と曜日の順序
 3 ラーマのホロスコープ
 4 ヴァラーハミヒラ
 5 バビロニアと南インド
 6 医学と占星術
 7 インドの黄道座標

第五章 サーサーン朝ペルシア

第六章 インドから中国へ
 1 インド古来の占い
 2 科学の乗りものとしての仏教
 3 新しい占星術

第七章 中国から日本へ
 1 宿曜道
 2 『七曜攘災決』

第八章 イスラーム世界の占星術
 1 ペルシアからイスラーム世界へ
 2 歴史占星術
 3 クーシュヤールの占星術書
 4 『明訳天文書』
 5 アル・ビールーニーの『星学入門』

第九章 ジャイプルの夏
 1 わたしの研究計画
 2 ジャンタルマンタル天文台
 3 ジャイ・シング王のホロスコープ

参考文献
あとがき

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